兌・七赤金星(だ・しちせききんせい)は、喜びや社交、アクセサリーを象徴する星です。
人を楽しませることに喜びを感じ、場の空気を明るく変える力を持っています。
話術が巧みで、どんな相手とも自然に打ち解けられる一方、内面は意外と繊細で、傷つきやすい一面も。
華やかさの裏にある感受性の高さこそが、このタイプの魅力となります。
私のブログでは「沢(兌)っぽい」と表現することがありますが、今回は兌・七赤金星の人物像や性格、他の要素との相性について詳しく見ていきます。
兌・七赤金星の人物像や性格、他の要素との相性について
兌・七赤金星の人は人懐っこくて楽しいことを追い求めるところがあります。
このタイプを擬似化した時は、末っ子の三女やギャル系女子や地雷系女子、チャラ男や金髪や茶髪の若い男の子なんかが思い浮かびます。
漫画のキャラクターを挙げると、サザエさんの磯野ワカメ、NANAの小松奈々(ハチ)、あたしンちのみかん、推しの子:星野アイ、けいおん!の平沢唯なんかが思い浮かびます。
これらのキャラクターはおしゃべりで社交性が高くて、ファッションやメイク、ヘアメイク、アクセサリーで自分を着飾ることに命を賭けています。
早熟さがあって恋愛にも全力投球で、恋バナは鉄板の会話ネタになっていて、何時間もおしゃべりの時間が続きます。
東京の原宿に行って石を投げれば必ずと言っていいほど兌・七赤金星の女の子や男の子に当たります。
兌・七赤金星の人は女性が多くて、生まれながらにしてこの要素が強く、特に小学生から大学生までのティーンエイジャーの大半がこのタイプとなります。
しかし、20代くらいから坎・一白水星っぽくなったり、巽・四緑木星っぽくなったりして、結婚を期に坤・二黒土星っぽくなっていって次第にその比率が下がってきます。
いい歳をしてゴスロリやリズリサの服を着ちゃっている人は死ぬまで兌・七赤金星を貫くでしょう。
兌・七赤金星の容姿や服装など
兌・七赤金星の男性は、柔らかく親しみやすい印象を持っています。
顔立ちは角がなく丸みを帯びており、笑顔や表情が豊かで周囲に安心感を与えます。
体型は中肉中背で、ガッチリよりも軽やかで動きやすい印象で、髪型は丸みのある柔らかいシルエットで、金髪や茶髪や明るい色にしている子も多いです。
服装は明るめの色や柔らかい素材を選ぶことが多く、カジュアルでも清潔感があり、親しみやすさを演出します。
シャツやニットの色使い、小物使いでさりげなく個性を出し、堅すぎないおしゃれ感を持っています。
このタイプの女性の容姿は、かわいらしさや愛嬌が印象的です。
基本的に自分を可愛く見せることに命を賭けていて、目や口元が柔らかく、表情に感情が伝わりやすいタイプで、自然と人を惹きつけます。
体型は小柄〜中肉中背で、姿勢や仕草にも柔らかさがあり、子供っぽさを残しながら可愛さを表現します。
服装は明るめの色やポップな柄を好み、ワンピースやスカート、カジュアルスタイルでも遊び心を取り入れます。
アクセサリーや小物を上手に使い、全体の雰囲気を柔らかく、親しみやすくまとめるのが特徴です。
兌・七赤金星の強弱や吉凶を振り分けると
八卦や九星気学の要素は人それぞれ強弱があって、一番強い要素がその人を表しています。
ここでは兌・七赤金星の強弱や吉凶をまとめていきます。
兌・七赤金星が強い・吉作用
元気で愛嬌があり、周囲を楽しませるムードメーカー。
コミュニケーション能力が高く、友達や仲間を自然にまとめる。
兌・七赤金星が強い・凶作用
おしゃべりや軽率な発言でトラブルを招きやすい。
調子に乗りすぎて「あいつ調子こいてる」と人間関係で摩擦が起こることも。
付き合いや飲食、服装の衝動買いなどでお金を浪費する。
兌・七赤金星が中庸・吉作用
明るさと落ち着きのバランスが取れており、楽しい雰囲気を作りながらも調整役としても活躍できる。
兌・七赤金星が中庸・凶作用
自己主張と協調性のバランスが崩れ、存在感が薄くなる。意欲や行動力が中途半端になることも。
兌・七赤金星が弱い・吉作用
控えめで協調性が高く、人間関係でトラブルを避けることができる。
周囲に安心感を与える。
兌・七赤金星が弱い・凶作用
無気力や引っ込み思案になりやすく、存在感が薄い。
孤立しやすく、チャンスを逃すことがある。
兌・七赤金星と仲良しランキング
ここでは兌・七赤金星と相性のいい仲良しランキングを紹介します。
三女やギャル系女子はどんな人と仲がいいかが一目瞭然です。
※このランキングは私の主観が入っていて、場合によってはランキングが前後します。
1位 兌・七赤金星
仲良しランキング1位は同じタイプ同士で楽しい時間を過ごせる兌・七赤金星になります。
可愛いもの好き同士がつるんで何時間もおしゃべりできる仲良さです。
2位 坤・二黒土星
包容力があって、七赤の暴走や浪費も受け止めてくれるお母さんタイプ。
3位 乾・六白金星
先輩・上司タイプで、七赤の勢いを程よく制御してくれる。信頼感もあり。
4位 離・九紫火星
可愛い者好きのこのタイプと華やかな離・九紫火星はノリが合うことで仲良しです。
しかし、長期的に見ると考え方の違いから摩擦も起きやすい。
5位 巽・四緑木星
コミュ力最強の巽・四緑木星は穏やかで安心感があるが、このタイプのノリについていくのはやや大変な印象。
6位 震・三碧木星
元気や勢いのある震・三碧木星とは相性が悪くないですが、このタイプから見ると「ガキを見るような扱い」になりそう。
7位 艮・八白土星
地味で堅実なタイプはこのタイプとの波長が合わずに相性は良くないです。
しかし、打ち解けることができれば友達になれます。
8位 坎・一白水星
内向的で慎重な坎・一白水星はこのタイプのハイテンションやギャルノリについていけず疲れることも。
9位 五黄土星
個性が強すぎて衝突必至。七赤の勢いも消耗してしまう。
兌の重卦「兌為沢」とは?
易占いでは八卦✕八卦の64卦で運命を占いますが、同じ卦が重なることもあります。
これを重卦と言って、兌同士のペアーは兌為沢になります。
卦辞の原文
兌、亨。利貞。
卦辞の翻訳
順調に物事が進み、誠実さを保てば吉。喜びや楽しみを大切にしつつ、言葉や態度に注意することが成功の鍵。
兌為沢の爻辞
初九:和兌、吉。
意味:柔らかく和やかに振る舞えば吉。
九二:孚、吉、悔亡。
意味:誠実で信頼されれば吉。後悔はなし。
六三:来兌、凶。
意味:過度に喜んだり軽率に行動すると凶。
九四:商兌、未寧、介疾有喜。
意味:商談や交渉には不安定さがあるが、喜びもある。
九五:孚于剥、有厲。
意味:誠実さを失うと危険あり。
上六:引兌。
意味:引き下がることで災いを避けられる。
兌・七赤金星の人物像や性格、相性のまとめ
今回は兌・七赤金星の人物像や性格、他の要素の相性を記事にしました。
この人物は三女やギャル系女子やチャラ男のような人を表しています。
私のブログでは沢(兌)っぽいと表現しますが、このタイプの特徴がよくわかってくると思います。
八卦や九星を理解するには擬人化することで人物像や他の要素との相性が何となくわかってくるものです。
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