「輪廻転生」という言葉を聞くと、どこかスピリチュアルで曖昧な世界を想像する人が多いかもしれない。
生き物として生まれては死ぬを繰り返し、魂レベルを上げているという考え方は、YouTubeでも多くの動画が上がっています。
一見わかりにくい、このシステムをゲームに置き換えてみると、不思議なほど現代社会の構造がはっきり見えてきます。
人の人生が一人一人違うように、魂レベルを上げるにも個体差があることがわかります。
RTA勢――最短ルートを研究して無駄を嫌い、バグすら利用してでも次のステージへ進もうとする人たち。
エンジョイ勢――寄り道を楽しみ、景色を眺め、時には失敗しながら物語そのものを味わう人たち。
もし輪廻転生がゲームだとしたら、この二者は「魂のプレイスタイルの違い」と言えますね。
ここでは面白おかしく魂は何度も生まれ変わることと、魂レベルについて解説しようと思います。
輪廻転生と魂レベルをゲームに置き換えると時代と世界がよくわかる
この世界に住んでいる生命は何度も生まれ変わっていて、そのつど魂レベルが上がっているとされています。
魂の成長段階は5つに大別されています。
- 乳児期
- 幼児期
- 若年期
- 成人期
- 老年期
乳児期の魂の特徴
乳児期の魂は、魂が初めて人間の肉体を持ち、物理的な世界での存在を学び始める戦略的に重要な初期段階です。
この段階の意識は原始的であり、その最大の関心事は生存そのものに向けられています。
多くの場合、前世では動物など人間以外の形態で存在していた魂が、この段階で人間としての基本的な経験を積み始めます。
この段階の魂は、アフリカの部族やいわゆる未開社会とされる地域に生まれることが多いとされています。
単純労働を好み、善悪といった複雑な概念はまだ理解できません。
その意識は、原始的、臆病、そして無力というキーワードで特徴づけられます。
幼児期の魂の特徴
幼児期の魂は、魂が純粋な生存の段階を超え、社会的な構造を築き始める重要なフェーズです。
この段階の中心的なテーマは、秩序、伝統、権威、そしてルールや法律の確立であり、これらが魂に安心感と安定をもたらします。
彼らの思考は善と悪、私たちと彼らといった二元論的な傾向が強く、確立された社会のルールを時に攻撃的にさえ他者に強制しようとします。
彼らは模範的な「善良な市民」であると見られたいという強い願望を持ち、自分自身で考えるよりも一般的な常識を判断材料としています。
そして、この価値観を絶対と考えているため、他人にも同じ価値観を押し付けがちです。
この段階の魂は死を異様に恐怖に感じていて、生存することに執着する傾向があります。
そのくせ病気になったときは、原因を探求せずにすぐに病院に行って手っ取り早く解決しようとします。
特に新型コロナの際に、常にマスクを着用し、何度もワクチンを接種する行動は、この段階の魂の特徴をよく表していると感じました。
若年期の魂の特徴
若年期の魂は、魂の野心の時代として特徴づけられます。
この段階の魂レベルは意識の焦点が外側へと向かい、個人主義、競争、他人との比較へと向かいます。
そして物質的な成功、名声、権力の獲得が人生の最大の目的となるため、エゴが最も強く表現され外的な達成こそが自己の価値を測る唯一の尺度となる時期です。
この段階の魂は、高い地位に就いて富を蓄積し、成功者を模倣することに強い動機を感じます。
経済的に成功して立派な家や車を手に入れて、他人に自慢できるパートナーとの結婚を目標にします。
また、外見への執着が強くて美容整形などにも関心を示し、老化や死といった肉体の限界を想起させる事柄を極度に恐れます。
この段階の魂の関心は物理的・物質的な世界に集中し、精神的な探求はほとんど顧みられません。
そこで、幼少期の心の傷をカネで埋め合わせたり、外見を整えてコンプレックスを克服したりします。
特筆すべき点として、この魂レベルの人が現在の地球人口の大多数、そして日本をはじめとする先進国が若年期の魂の段階にあると見られています。
この外的な成功追求が頂点に達すると、魂はやがて内なる世界へと目を向け、成人期の魂を特徴づける内省的な旅へと移行していきます。
青年期の魂の特徴
青年期の魂は、魂の旅路における極めて重要な思春期と位置づけられます。
この段階は、外的・物質的な世界への関心から、内的・感情的・関係的な世界への探求へと移行する過渡期となります。
魂はここで、「私は何者か?」「私は何のためにここにいるのか?」といった根源的な問いと向き合い始めます。
この段階の魂は人間関係、共感、感情的な学びが人生の中心課題となります。
自己と他者との境界線が薄れ始め、他者の感情を自分のことのように感じるようになるため、深い共感が生まれる一方で、感情的な混乱を経験することもあります。
このため、成人期は魂のサイクルの中で最も精神的なストレスが大きい段階であり、精神的な課題や自殺といった問題に直面する確率が他の段階よりも高い傾向にあります。
ゴッホやヘミングウェイのように、優れた創造性を持ちながらも精神的な苦悩を抱えた芸術家は典型例です。
また、経済的に成功している人が田舎で農家を始めたりするような、劇的なキャリアの変更もこの段階によく見られる現象です。
幼児期や若年期の魂が既成の家や豪邸を好むのとは対照的に、成人期の魂は精神性を高められるような静かな土地に、自らの手で家を建てることを好む傾向があります。
成人期における複雑な感情的・関係的な学びをマスターすることで、魂は老年期のより広く哲学的な視点へと至る準備が整います。
老年期の魂の特徴
老年期の魂は、地球上での学びの集大成ともいえる最終段階です。
この段階に至ると魂の関心は個人的なものよりも他者へ教えを分かち合うことに関心が移ります。
老年期の魂は、他者に過度に依存しない独立性を持ち、のんびりとした性質を持ち、社会的な成功や9時5時といった一般人の働き方にはほとんど関心を示しません。
自営業や、自身のスケジュールを管理できる柔軟な仕事を好みます。
そのライフスタイルは、だらしなく怠け者に映ることもありますが、彼らは素朴な喜び、哲学、芸術、自然を深く愛します。
過去に男女両方の人生を数多く経験してきたため、中性的な雰囲気をまとうことも特徴です。
この段階での魂の核となる課題は、自らが蓄積してきた知識と叡智を少なくとも一人の他者に伝えることです。
老年期の魂にとっての重要な挑戦は、これまでの前世の魂が積み残した全てのカルマを完全に解消です。
そして低い自己評価を乗り越え、無条件の自己受容と他者受容、すなわち自分自身を愛することを学ぶことです。
この地上での最終段階を終えた魂は、もはや人間の世界で学び尽くしたことから、さらなる高みを目指すことになります。
時代と魂レベルの関係(江戸時代以前~昭和時代戦前)
ここでは日本の歴史から魂レベルの関係を推察していきます。
江戸時代以前は身分が固定されていて、例外として戦国時代の下剋上がありましたが、生まれた家柄からどのような人生になるか確定的でした。
また、この時期は多産多死の時代であり、生まれて早逝することは珍しくなく、たとえ殿様の子供ですら例外ではありませんでした。
この時期は乳児期や幼児期の魂が大半であり、場合によっては明日死んでもおかしくない時もあったでしょう。
例外的に高レベルの魂の人物が出てきて、歴史の歯車を回していたことでしょう。
明治時代から大正時代、昭和時代戦前は乳児期の魂は少数になり幼児期の魂が大半となったでしょう。
江戸時代以前の日本の人口が2,000万人前後から、この時期から人口が急激に増えてきます。
この時期から義務教育が施行されましたが、幼児期の魂を強化するために必要不可欠なインフラとなりました。
幼児期の魂の特徴として善悪、左右といった二元論的な考え方が支配的であり、皆が同じような人生を送ることが絶対でした。
これに反抗する者には村八分や嫌がらせをしてわからせていたのです。
この時代では定職に就くことや結婚して子供を作ることが絶対であり当たり前であり、これが出来ていない人は未熟者という価値基準があったのです。
昭和時代戦後から現代までの魂レベル
昭和時代戦後は団塊の世代やしらけ世代、バブル世代あたりから若年期の魂が増えて来たでしょう。
若年期の魂の特徴である個人主義や、他人と比較してより良い人生を送ろうとする競争が激化していきました。
日本でも戦争後の焼け野原から高度成長期からの復興から、拝金主義のエンジンを全開にしていたわけです。
そして、第二次ベビーブームの団塊ジュニア世代以降に青年期の魂がちらほら増えてきたことがわかります。
団塊ジュニア世代は就職氷河期前期であり、拝金主義の土俵に上げてくれなかった人が多かったことが特徴です。
彼らは超絶ブラック企業でも不満を押し殺して働いたり、非正規雇用で低収入不安定な働き方を強いられました。
青年期の魂の特徴は他者のことも自分事のように感じるため、精神的にも身体的にも負荷が大きく、うつ病や自殺する者も少なくなかったのです。
日本では他の国に比べて自殺が多いことも青年期の魂の試練とは無関係ではないでしょう。
その後、ゆとり世代やミレニアル世代、Z世代にもなると若年期の魂と青年期の魂、老年期の魂が入り乱れている状態となります。
今の若者が恋愛や結婚をせず、仕事をせず、消費をしないことは、一見怠惰に見える老年期の魂の人が増えているように感じられます。
これから生まれて来る子供も今の大人と一段違う魂で生まれてくるでしょう。
輪廻転生を魂のレベル上げゲームに考えるとわかりやすい
輪廻転生において魂年齢を語る時には、RPGゲームに例えるとわかりやすいですね。
私の親世代の団塊の世代以上の人達は、皆が同じような生き方をすることが最適な攻略法という信念があります。
これは、ゲームの自由が制限された状態であり、皆が同じような人生を過ごすことが当たり前だったのですね。
そこで良い大学に入って良い会社に入れば今後の人生が安泰ということを盲信しています。
そんなことから就職氷河期でいい会社に入れなかったことを失敗扱いしますし、会社を辞めることもあってはならないことと考えています。
そして、「結婚しないと一人前じゃない」「早く孫の顔が見たい」など言って、これまで自分が選んできた生き方を自分の子供に押し付けてきます。
こういった信念も幼児期や若年期の魂の特徴であります。
そして、就職氷河期以降の世代というのは、無事にいい会社に入れた人は半数程度なんですね。
それ以外は、超絶ブラック企業や非正規雇用に甘んじていたわけです。
自分の親世代はこの現実を全く知らないことから、「努力不足」とか「自己責任」と言ってきたのです。
しかし、これはゲームシステムの大規模アップデートが起こったようなものであり、適用されたのが就職氷河期以降だったのですね。
親世代はこのアップデートで割りを食った人は極少数だったため、そんな寝言を言ってられたのです。
また、このゲームシステムに実装されたインターネットは非常に革命的な要素となります。
これまで情報を得るにはテレビやラジオ、新聞、雑誌といった四大メディアや本から得るしかありませんでした。
もしくは、どこかのコミュニティに属して人づてに情報を得るしかなかったのです。
それが、家にいながらあらゆる公開情報を見ることができることは、とんでもない革命だったのですね。
人の人生が千差万別のように、この魂ゲームのプレイスタイルも千差万別なのです。
一度の人生で強烈に経験値を積んで少ない生まれ変わりで最短クリアを目指すRTA勢です。
RTA勢は前世のメタ情報(前世占い)を活用して、魂の課題を早々と見つけてクリアーをする人達です。
その一方で、この魂ゲームをダラダラと続けて長く広く楽しむというエンジョイ勢です。
例えば、私が占い師ということで、相談が来た時に「〇〇した方がいい」とアドバイスしたとしても、いつまで経っても〇〇しない人です。
もしくは、同じような過ちを何度も繰り返す人もエンジョイ勢ですね。
RTA勢からするとエンジョイ勢のプレイスタイルは理解できないですし、逆もまた然りとなります。
また、魂レベルの高い人が、低い人を見下すこともあるでしょうが、これは中途半端に魂レベルが高い人がやりがちな過ちでしょう。
おそらく、青年期中期以降の魂は「そういうプレイスタイルもあるよね」と微笑ましく感じて、見下すこともなく価値観を押し付けることもしないでしょう。
北海ひろしの魂レベルは?
この記事を書いている、北海ひろしはどの魂レベルかを考えると、これまで生きてきたことを見ていくとわかってきます。
私は1973年(昭和48年)生まれの団塊ジュニア世代であり、生まれた時の魂レベルは若年期のものと思います。
この世代は第二次ベビーブームに生まれた世代であり、同世代が団塊の世代と同じくらい多かったです。
そのため、高校や大学受験では同級生との競争が不可欠であり、希望する学校に行けなかった人も少なくなかったのです。
そして、社会に出た途端にバブルが弾けたのですが、私の世代はまだマシなところがあります。
社会に出た当初はバブルの残り香があって、就職自体に苦労することはありませんでした。
とはいえ、仕事に就くことは苦労なくても仕事自体はブラック臭がプンプンしているわけです。
やはり、地方の会社というのは給料も低く休みも少なく、理不尽な思いをしたことは多々ありました。
就職氷河期世代は仕事の選択肢がほとんどなく、少し良い求人があると倍率100倍ということはザラにあったのです。
その中で若いうちはブラック企業でも非正規雇用でもアルバイトでもして仕事をしていましたが、歳を取るにつれて社会からフェードアウトした人も少なくないでしょう。
私も例外ではなく、ほとほと会社員勤めが超絶に向いていなくて、社会に対して斜に構えるようになりました。
この世界がおかしいと感じるようになったのは2000年代であり、2011年の311の原発事故では反原発を主張してニコ生でこれを訴えた時期があります。
これは幼児期の権威に従うことへの反発であり、反体制なことをしている私に対して周囲の人は冷ややかに見ていました。
その後、自己啓発やビジネス本を読んで経済的にのし上がることを考えて、アフィリエイトやメディア運営に取り組んで一応の成功しますがその期間は長くは続きませんでした。
しばらくは稼ごうと頑張っていたのですが、次第にアホらしくなってこの取り組みもやる気がなくなっていきました。
この間は、社会の裏側を知って反体制になった頃もありますが、体制と反体制は1セットであり二項対立の極みなんですね。
ビジネスに励んたりすることは体制側に就くことであり、それに反対することが反体制に就くことです。
若年期の魂というのはこの世界での体制側もしくは反体制側のどこかのポジションに就くことを示しています。
私が就職氷河期世代の負け組になったことは魂の成長で必要な手順であって、若年期から青年期の魂へのレベルアップが起きたのではないかと思っています。
もはや拝金主義の誘惑には何も興味がないですし、生活に必要最低限のものがあれば十分と思っています。
残りの人生はほどほどにカネを稼いで、残りの時間は精神活動に費やすことになるでしょう。
輪廻転生と魂レベルのまとめ
今回は、輪廻転生と魂レベルの話をしました。
人間に生まれた魂にとって、乳児期は人間として生きるためのチュートリアルをしているようなものです。
その後、幼児期、若年期、青年期、老年期とその人生で得た経験値から魂レベルが上がるのです。
そして数年前から語られる「アセンション」とは、生きながらにして魂レベルが半ば強制的に引き上げられている現象だと言っても、過言ではないのかもしれません。
この記事をここまで読んでいる人は、青年期以上の魂を持つ人か、あるいは若年期から青年期へと移行する過渡期にいる方なのかもしれません。
魂レベルが青年期にさしかかると、拝金主義に疑問を持って物質面よりも精神性に重きを得るようになります。
今の人生が他人と比べてパッとしなかったとしても、それは前世のカルマを解消するための人生なのかもしれません。
遠回りに見える道ほど、魂にとっては意味のある経験なのです。

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