私が手相占いに興味を持って勉強した時は、手相芸人の島田秀平さんの手相の本を買って勉強しました。
この方は手相をエンタメとして100%振り切っていることから、オリジナルの相や、既存の線を別な名前にして発表しています。
有名どころとして、知能線と生命線が離れている人をKY線と呼んだり、薬指下の太陽線を金運線と言ったりしています。
こうしてわかりやすいという意味では、手相占いの知名度向上の功績がある一方で、手相の線の名前に引っ張られて誤解を招いている副作用もあるのです。
あげまん線はこの方のオリジナルのネーミングで、ギャンブル線やカリスマ線は既存の線をリネームしました。
今回はこの3つの手相のことについて語っていこうと思います。
手相の誤解その7 あげまん線、ギャンブル線、カリスマ線
今は、手相と言えば島田秀平さんが目に浮かびますが、テレビで芸能人の手相を見て解説するということをよくやっています。
そして、手相本も何冊か出版されていて、これにオリジナルの手相が紹介されています。
ネーミングの仕方は、この線があったらこういう人に多いという傾向で付けられています。
今回挙げたあげまん線とギャンブル線、カリスマ線もわかりやすいネーミングをされているゆえに誤解を招くところがあります。
それぞれの相について私の見解を説明していこうと思います。
あげまん線の人と結婚すると大成功する?

あげまん線とは、感情線の先が3つ又になっているものを言います。
そして、あげまんというのは一緒にいることで男性の運気を上げると言われている俗称です。
これは、伊丹十三監督の同名の映画で知名度を上げたものであり、ザ・昭和って感じのするものです。
感情線は、対外的な性格を見るのに使われていますが、先が三つ又になっている人は、親切で気配りするのが得意な人に出るものとなっています。
そういうところから、この線を持っている女性をあげまんの素質があるとされているのですね。
ただ、あげまんの定義が曖昧すぎていて、何をもってあげまんというのがよくわからないのですね。
付き合ってから、出世するようになったか?金運が良くなった?成功者ってどういう基準?など定義があやふやなところがあります。
また、先程も述べたように、結婚によって運命が変わるというのも、いかにも昭和的な女が男を立てるという価値観から来ています。
今は個の時代と言われて久しくなったこともあり、この価値観も古くなったと感じています。
あげまん線は、誰かを成功させる魔法の線ではないですし、成功の物語に後から名前を付けただけの線なのです。
ギャンブル線(直感線)

ギャンブル線とは、島田さんが名付けた呼び方で、一般的には直感線と呼ばれています。
手の小指側下部の月丘から水星丘に行く弧状の線で、私自身は、これまで一度も見たことがありません。
Googleの画像検索では確認できます。
手や指の動きの構造上、この線自体が形成されにくいのではないかと考えています。
この線がある人は、直感線との名の通り、直感に優れて勘が鋭く、霊感が強い人に出るとされています。
そういうことからギャンブルでも大勝ちできるのでは?ということでギャンブル線とネーミングされたのでしょう。
この線の効果は、神秘十字や仏眼と同じく、直感が鋭いってどうやって調べるの?勘が鋭いとは?霊感が強いって何?ということになります。
この線は、私も一度も見たことはないくらいある人は本当に少ないことから、本当に直感に優れているかもしれませんが、いかんせんサンプルが少なくて検証のしようがないのが現実なところです。
カリスマ線(陰徳線)

親指付け根下部に出てくる縦線を島田さんはカリスマ線と名付けています。
カリスマ線とは、その名の通りカリスマ性のあるリーダーに出てくるものとなります。
そして、これまで呼ばれていたものが陰徳線となります。
それに対して陰徳線は、親切で利他的な考え方を持つ人に出る線とされています。
ただ、陰徳線ってネーミングが微妙で、陰徳は人に知られてはいけないので、線として出ちゃダメなような気がします笑
こうしてみると、陰徳線とカリスマ線って同じ場所に出る線なのに、まったく真逆なので「どっちなんだい?」ってなりますね。
そこで、私がこの線があった場合どうするかと言うと、カリスマ線とも陰徳線とも取らないことです。
このエリアは東洋手相では艮宮と呼ばれていて、先祖との縁や自分の信念、人生の土台に関わる部分と考えています。
派手な意味付けよりも、その人が何を背負い何を大切にしているか、そこを見る方が現実的だと思うのです。
手相の誤解その7 あげまん線、ギャンブル線、カリスマ線のまとめ
私が手相占いを勉強してきて、「これおかしいなー」って思うものをページにしましたがその7までやってきました。
現在、市販されている手相本を見てみると、どれも同じような内容で、「昔からそう言われている」から掲載しているのです。
そして、バカ正直に線を覚えて実際に占いで用いると、相談者の方から微妙な反応をされてしまうのです。
これは多くの手相占い師が、プロとして活動しだした私のように経験しているはずですが、どのように折り合いをつけているかは不明です。
私は「本にそう書いてあるから真実だ」とか「有名占い師が言ってるから正しい」という考え方を捨て去って、実地で占って当てはまるものだけを採用しています。
その理由は、私は手相をエンタメではなく、実践的な占いで相談者の悩みを解決するようにしているからです。
手相の誤解については、ほかの記事でも取り上げています。
興味がありましたら、こちらもご覧いただければ幸いです。


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