仕事の職場は働く場所ですが、老若男女が集まる場所では恋愛が始まることも珍しくありません。
今回はヤフー知恵袋に投稿されていた同じ職場にいる年上の方に片思いしている相談者の悩みを易占いしていました。
なお、今回は質問文の情報不足から私の補完が入った状態となります。
しかし、私の読解力のせいで間違った判断をしたのではないかと思いました。
職場の年上の方をこのまま片思いしても良いでしょうか?
誰か占いをやってほしいです…ずっと片思いをしている年上の方がいるのですが諦めるべきなのか迷っています。歳の差は4つで職場は同じですが、職種は違います。
このまま片思いをしていても良いのでしょうか??
今回、ヤフー知恵袋に投稿されていた恋愛の悩みですが、質問文を見たところ至るところが情報不足というのが占ってからわかりました。
私は文面から相談者が女性で、相手は4歳上の男性と補完したのですが、「本当にそうなのか?」という疑問が出てきました。
まず占いを好きな傾向と文面から女性の確率が高いのですが、相手は4歳年上ですが性別が不明なのですね。
この文面から自然に補完すると、相談者は女性で年上の営業とか現場の男性ということになります。
ただ、これが性別が逆転して相談者が男性で、相手が年上の女性かもしれませんし、同性同士の恋愛関係という可能性もゼロではないのですね。
私は質問文を一瞥して「はいはい、相談者は女性で片思いの年上の男性との恋愛の行方を占えばいいのですね」と判断してしまいました。
これが対面占いだったら相談者の性別や年代を聞かなくても推測できますし、相手の情報も深堀りすることで予防できるのですが、掲示板のような場合は文面やステレオタイプで引っ張られてしまい判断を誤ることに気がつきました。
この相談者を占ってみたところ、天火同人三爻が出ました
以降、自然な補完で相談者を女性で相手を4歳上の男性と仮定して占いをしていきました。
占ってみたところ、天火同人三爻が出ました。
天火同人の卦辞は「人々と広い野で心を合わせること。通じて順調に進む。大河を渡るような困難も乗り越えられる。君子が正しい道を守るのにふさわしい。」
しかし、三爻の爻辞が
「兵を草むらに伏せて敵を伺うが、三年経っても行動を起こせない。」
と、現在の相談者の状態がそのまま出てきました。
本来、天火同人は同じ考えを持つ人々が繋がって発展していく様子を表していますが、三爻は疑心暗鬼になって何もできない状態です。
これを恋愛に置き換えると、「仲良くなりたいと思いながら、勇気が出ずに行動することができない」といったことになっています。
反省 片思いを続けることも恋愛の一つの形
今回、ヤフー知恵袋に投稿されていた恋愛の悩みをよく読むと、相談者は相手との仲が進展することは重要視してないのですね。
片思いを続けるか諦めるかであって、相手との仲の進展は望んではいないということです。
どうしても恋愛の相談を受けるとなると片思いしている相手と仲良くなって、ゆくゆくは付きあったり結婚までを1セットで考えがちになります。
これはお金と時間を使ってプロの占い師に相談した時は恋愛を成就する目的がある場合がほとんどです。
ただ、ヤフー知恵袋といった掲示板では必ずしも恋愛成就したいわけではないことがわかったことは一つ勉強になりました。
片思いを続けるメリットとしては、安全地帯から相手を思い続けて日々の心の彩りになれば十分という考え方です。
また、距離が近くなると相手のイヤな面を目の当たりにすることになるため、相手を神格化して理想のままでいるほうがいいということですね。
さらに、職場での恋愛は毎日顔を合わせることになることで、人間関係のトラブルになったり、別れた時にキツイといったリスクを負いたくないというのものありますね。
そういった要因から、恋愛は付きあったり結婚までが絶対ではなく、片思いを続けることも一つの形ということを自覚しました。
私の読解力が至らなかったことで相談者のニーズに合わないアドバイスをしたために、ベストアンサーは他の回答者になっていました。
ちょっと、天火同人の卦辞に引っ張られたということは否めません。
この相談者が相手との仲を進展させるには
ヤフー知恵袋に投稿されていた質問文から、この相談者は必ずしもこの恋愛を成就させて付きあうとか結婚まで強く望んていないことがわかりました。
まあ、片思いを続けることで安全地帯から相手を観察して理想の相手のままでいる状態も恋愛の一つの形ですからね。
では、もう少し相手と仲良くなるに出来ることを、相談者と片思いの相手の関係性を分析してみます。
今回出た卦が天火同人ということで、恋愛でのおあつらえ向きである八卦を当てはめると今回はしっくり来ません。
上卦=相手=天(乾)
下卦=相談者=火(離)
相手の情報が歳上という情報しかないですが、天(乾)の要素からリーダーシップのある人ではないかと推測できます。
しかし、相談者が火(離)というのはイマイチしっくり来ないのですね。
そこで、今回はこの方法で二人の関係性を分析することは適切ではないですね。
相談者が奥手ということと、質問文で背景をあまり明らかにしないことで秘密主義なところから水(坎)の方がピッタリとなります。
ただ、今回は天火同人という人との交流が吉という卦に対して、爻辞が天火同人らしくないものから、こうしたズレが出てくるのも納得がいきますね。
では、奥手で秘密主義的な相談者が相手との仲を縮めるには、天火同人の卦辞に即した動きをすることが重要です。
天火同人の卦辞が「人々と広い野で心を合わせること。通じて順調に進む。大河を渡るような困難も乗り越えられる。君子が正しい道を守るのにふさわしい。」となります。
相談者は人目を気にしすぎて秘密主義的なところがあることから、心を少しずつでもオープンしていくことになります。
相談者の性格を加味して、安全な距離感を保ちつつ、相手の方に挨拶をしたり仕事上の雑談をしていくところから始めるのが最良です。
また、職場の信頼できる人に片思いしていることを打ち明けて、仲を取り持ってもらうことが一番有力となります。
天火同人はコミニティーの中での人間関係に関わるもので、職場は営利目的を果たすという意味では同じ思いを持った人々の集まりとなります。
職場の人間関係が良くなると部署間の連携が取れて円滑な営業活動ができるようになります。
相談者がこの恋を進展させることは職場の人間関係を良くするための可能性を秘めているということなのです。
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