夫婦の関係は、結婚当初はあんなに温かく心が通じ合えたのに、いつの間にか会話が減りすれ違いばかりになってしまうことがあります。
「最近、夫婦で挨拶さえ交わしていない」
「気持ちが冷めたと言われてしまった」
そんな状況に直面すると、心の中は不安や悲しみでいっぱいになりますよね。
今回は、ヤフー知恵袋に投稿されていた「夫から気持ちがなくなった、別居も考えている」と告げられた方のご相談を易占いしてみました。
冷めた夫婦関係を易占いしたところ燃え尽き寸前なのが判明しました
占ってほしいです。
夫婦関係の今後について
今あまり会話がありません。
旦那には「気持ちがなくなった。別居を視野に入れている」と言われてます。
必要最低限の会話(挨拶など)もない状態です。
このまま終わってしまうのか
解決に進んでいくのかを占ってください。私 97.10.17
旦那93.7.1
まず占いをする前には背景を整理することが基本となります。
これは相談者自身が今の状態を自覚してもらうことと、占い師が状況の理解をすることで占いの精度が上がります。
まずは夫婦の生年月日が記載されているので年齢と歳の差を確認すると、相談者さんが投稿当時27歳で旦那さんが32歳で4歳差ですね。
子供は不明ですが、文面から子供はいなそうな感じがしますね。
この状態がいつから始まったのかが不明ですが、対面占いの場合は深堀りしていきます。
背景を整理してから占ってみたところ、離為火五爻が出ました。
この卦は火(離)✕火(離)の組み合わせで、とてつもない勢いのある卦なのですが、五爻は勢いに陰りが見えてきます。
五爻の爻辞が「涙を流し深く悲しむが、それを正しく受け止め、行動すれば吉。」となっています。
まさに今の夫婦関係がそのまま卦に出てきたところです。
相談者さんが涙を流し深く悲しむ状態となっていますね。
ただ、それを正しく受け止め、行動すれば吉。ということで、これから夫婦仲の修復に動けば叶うということになりますね。
夫婦仲を修復するのに相談者がやること一覧
冷めた夫婦仲を修復するために相談者さんがすることは以下のことになります。
- 火を消さないように、日々の挨拶や軽い会話をするように努める。
- 旦那さんへの感謝や労いの言葉をかける。
- 旦那さんの好きなものを食事に出すなどの気遣いをする。
- 第三者の支援を受ける(カウンセリングや自治体の家庭相談窓口)
まずは日常生活で挨拶や会話をするように努めることです。
これが夫婦関係を温め直す「小さな火種」となります。
そのうえで、感謝や労いの言葉をかけることによって、旦那さんの心に安心感が広がっていきます。
小さなことの積み重ねで「自分は大切にされている」という実感を取り戻せると思います。
また、旦那さんの好きな食事や趣味に寄り添うことで、言葉だけでなく行動でも「思いやり」を伝えられます。
言葉よりも行動の方が強い説得力を持つでしょう。
これを続けて改善が見られない場合は、第三者のサポートを利用することをおすすめします。
専門のカウンセラーや自治体の相談窓口は、夫婦関係の修復に向けて客観的な視点や具体的なアドバイスを提供してくれます。
専門のカウンセラーは費用がかかってしまいますが、自治体の相談窓口や、大きな市なら男女共同参画センターの相談窓口でも相談を承ってくれます。
カウンセラーや相談窓口では守秘義務があるので、プライバシーが外部に漏れないようになっています。
相談員が話を聞いて問題を整理して、専門機関などを紹介してくれます。
こういったことは夫婦だけではなく、自分独りで抱え込まずに他人の力を借りることも必要なことがあるのです。
夫婦仲が冷え切った原因を探るのは後回しで
何か問題が起きた時に、何故そうなったのか原因を特定して解決することになりますが、これは少し後からすることです。
夫婦仲が冷めた状態で原因を特定しようとすると、責任のなすりつけ合いになりかねないからです。
これでは仲の修復するどころか破壊してしまうことになるため、この時期にすることは厳禁です。
原因追及よりも先に大切なのは、「関係をつなぎ直す」ことです。
冷え切った状態のまま話し合いをしても、相手の言葉が心に届かず、ただの言い争いで終わってしまう可能性が高いからです。
そのために有効なのが、小さな積み重ねです。
日々の挨拶や「ありがとう」の一言、相手の好みを意識したちょっとした気遣い。
これらはすぐに結果が出るわけではありませんが、じわじわと心に火を灯していきます。
夫婦仲の修復は一気に大きな変化を起こすものではなく、小さな行動を続けることで信頼や安心感が再び芽生えるのです。
冷めた夫婦関係を易占いのまとめ
今回はヤフー知恵袋に投稿されていた、夫婦仲が冷めてしまって旦那さんから別居を提案された女性の悩みを易占いしてみました。
出た卦が離為火でしたが、五爻は勢いに陰りが見えている状態であり、夫婦仲をそのまま表現されるような卦が出ました。
ただし、それを正しく受け止め、行動すれば吉というものなので、これから夫婦仲の修復は可能と思いました。
夫婦仲というのは日々の積み重ねによって良くも悪くもなっていきます。
また、夫婦仲が冷める時は何か大きな出来事を引き金に起こる事が多いです。
しかし、ここで原因を探ることはお互い責任のなすりつけ合いになりかねないため、この時点ではやってはいけません。
まずは夫婦の関係をつなぎ直すことが先決なのです。
これこそが、離為火の陰りのある火を再燃するために必要なことなのです。
コメント