税金の支払いでカツカツです…易占いで水天需 之卦沢天夬が出ました

税金の支払い易占い 易占い

事業をしていると、売上はあるのに突発に支払いで資金繰りがギリギリ…という経験は誰しもあるものです。
ヤフー知恵袋を見ていると、事業をしている方から資金繰りについて占いしてほしいという投稿がありました。

税金の支払いに追われて運転資金がカツカツになった投稿者が自分で占った結果、水天需 之卦沢天夬が出たようです。
今回は私が占いをしているのではなく、占って出た卦についての解説をしようと思います。

税金の支払いで支払いがピンチ 水天需 之卦沢天夬の卦の解釈

本掛「水天需」 之掛「沢天夬」だった場合の結果の見方について教えてください。
売上はあるけれど税金の支払いに追われていてカツカツです。無事に税金を払い終わることができるか?を見たところ、この結果が出ました。
どのように解釈すれば良いでしょうか?

引用元:ヤフー知恵袋占いカテゴリー

この質問文を見てみると、普通は易で占う場合は下卦を出して上卦を出して爻を求めるのですが、どうやって占ってこうなったかが不明です。
之卦が沢天夬ということがわかっているので、爻は調べればすぐにわかります。

☵

水天需が上のように上が坎で下が乾になります。
これが沢天夬になるにはどこを変爻すればいいかを調べるだけで、四爻の陰を陽に変えると沢天夬になるため四爻ということになります。
しかし、この投稿者はどうやって卦を出したのが不思議です。
あとは水天需四爻の卦辞と爻辞を求めて、今回のケースに当てはめるだけです。

 

水天需の卦辞が「待(需)つことは誠実であれ。光明があり物事は通じる。正しい道を守ることで吉。大川を渉ることに利あり。」となります。
卦辞とは卦全体のテーマや傾向を表しています。
水天需では待(需)つことが大切で、誠実であることを求められる。正しい道を守ることで大きな困難も乗り越えられるとなります。

 

爻辞とは、爻辞は卦の6つの段階ごとの吉凶や状況を示すもので、強弱のように考えるとわかりやすいです。
上が偉いとか下はダメとかではなく、卦によって吉凶が変わってきます。

水天需四爻の爻辞が「血に需つ。穴より出づ。順にしてもって聴うなり。」となっています。
これをわかりやすくすると、「血を流すような思いをしながら待(需)つ。外からのアドバイスに従うことで穴から脱出できる。」といったことになります。

これを今回の税金の支払いで資金繰りがキツイ経営者に当てはめるとこうなります。
「税金の支払いのため資金繰りがピンチに陥るが、税理士や銀行など外部の助けによって危機を脱する。」ということになります。

之卦の沢天夬は何を指しているのか

この経営者はどうやって卦を出したのか不明ですが、通常は爻を求めて変爻して之卦を求めます。
之卦とは、本卦から未来にどのような流れになるかを示しています。
変爻して出た卦が未来への行動指針ということになります。

水天需四爻は血を流すような思いで資金繰りをしていくのですが、自力でどうこうするよりも外部の助けを求めることを推奨しています。
之卦の沢天夬とは、計画を立てて必要な支払い・実行することを決断することが求められているということです。

 

最近はスマホアプリやオンライン占いで、簡単に易の卦を立てられるようになりました。
しかし、卦を出すのは簡単でも、意味を理解するのは少し難しいものです。

易占ではこのように考えます。
本卦=現状を表す
之卦=変化後の未来や結果を示す

つまり、アプリが示した之卦は、単なる結果ではなく、今の状況をどう乗り越えるかのヒントでもあるのです。
今回のケースでは、水天需の「耐える・準備する」局面から、之卦の沢天夬が示す「決断・行動で突破」という未来につながる、と読み解くことができるのです。

今回の税金の支払いでカツカツの易占いのまとめ

今回はヤフー知恵袋に投稿されていた易占いでの出た卦の解釈について記事を書きました。
この経営者は、売上があるにも関わらず税金の支払いで資金繰りが上手くいくかを占いました。
おぞらく、アプリかネット占いで占ったものの、出た卦の解釈がわからずにヤフー知恵袋に投稿したのではないかと思います。

 

今回出たのは「水天需 四爻」で、之卦として「沢天夬」が表示されていました。
本来であれば「水天需 四爻」と表現するのが一般的ですが、アプリやネット占いでは之卦を同時に出す仕組みも多く、そのため「水天需 之卦 沢天夬」といった形で表示されることがあります。

水天需とは待つことの大切さを示す卦であり、四爻では「足止めされている状況でも、慎重さを保てば道は開ける」という意味があります。
そこに沢天夬が加わることで、「最後は決断が必要になる」という補足が与えられていると解釈できます。
つまり今回の占いは、当面は余裕がなくても粘り強く対応し、最終的にはきちんとした判断を下せば乗り切れる、という示唆だったのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました