「占いを受ける側から、占う側になりたい!」
と、占い師になりたいという願望を持っている人は多いです。
しかし、実際に「占い師としてメシを食っていけるのか?」という現実的な壁に直面する人もいます。
今回はヤフー知恵袋に投稿されていた「占い師になりたいが無謀なのか?」と自問自答する方を取り上げて、その背景や占い師という仕事のリアルを考えてみたいと思います。
占い師になりたいけど、この願望は無謀なのか?
占い師になりたい、という願望はやはり無謀なのか?
因みに生年月日時
1974年6月13日 am8:12 男性
諦める事考えると異様な絶望を感じるのだよなあ???。何だろう…
この投稿から投稿者の背景を探っていきましょう。
2025年10月現在で51歳の男性であり、私とほぼ同年代です。
この投稿を見たときに思ったことを率直に言うと
「な~に言ってんだお前ぇ~、占い師をやりたいならやったらエエやん!」
と、思いました。
ぶっちゃけ占い師になるには何の資格もいらないから、今から占い師を名乗ってもいいのです。
おしまい
というのは素っ気ないので、もうちょっと占い師のリアルを語って行こうと思います。
私は今から2年前の2023年に手相占いに興味を持って、まずは自分の手相から勉強を始めました。
実際にプロの占い師に占ってもらったり、市販の手相本を見て勉強をしてみました。
その後は、身近な友人知人の手相を見たり、Twitterやネットコミュニティなどから「無料で手相を見ます」ということで手相を見て、当たっているかのフィードバックをしてもらいました。
こうして半年ほど勉強して、ホームページを作って占い師として開業をしました。
開業直後は占いの依頼はほとんどなかったのですが、ポツポツと依頼が入るようになりました。
ここまでは順風満帆とはいかず、相変わらず依頼は少ないです。
依頼があって対面占いしたときに上手く答えられず、「こんなの占いじゃない!」と直接言われたこともありました。
今思うと、当時は手相占いしかできなかったので、依頼人以外のことを占うことはできなかったのですね。
そこで、手相占い一本で行くことは難しいことを痛感して、易占いの勉強をするようになりました。
まずは一般的な易である周易の勉強をしながら実践しているのですが、周易の卦辞や爻辞の原文は漢文であり、その解釈も易者によってまちまちなところが難しいのですね。
たくさん占って、その都度卦辞や爻辞をそのケースに当てはめることを繰り返しました。
今もヤフー知恵袋の占いカテゴリーから占った結果を投稿して、質問者の返信などでフィードバックをもらっています。
占いを数稽古して腕を上げたり自信を高めることは、私を含めて多くの占い師がこういう道を辿ってきているのではないかと思います。
この占い師志願の方を占った結果、水山蹇五爻が出ました
この相談者に対しては私と同年代のことや2年前から占い師になった経緯を投稿しました。
その後、ついでにこの男性のことを占ってみました。
すると水山蹇五爻が出たのですが、この卦は水(坎)✕山(艮)の組み合わせで、足がすくんで動けない様子を表しています。
この男性の投稿も占い師になりたいと思う半分、無謀に思っていて半分諦めていることがよくわかります。
しかし、五爻の爻辞は「大きな困難があるが、友や同士がやってきて助けてくれる。」となっています。
この男性が占い師の道を進んだ時は、占いの講座に入会して一緒に占いをする友や仲間ができるという暗示となります。
水山蹇は四難卦と言われていて困難な状態ですが、五爻は足がすくむ時期は過ぎ去りつつあります。
占い師は腕も重要だけど集客が最重要課題
占い師でメシを食っていくには占いの腕もさることながら、集客が最大の課題となります。
で、大半の占い師はここで躓いていて大きく売上を作ることができません。
これは私も例外ではなく、普段の依頼は少なくて、イベントや店舗出店でも思うように売上が伸びません。
私はウェブマーケティングの本業の傍らで占い師をやっているのですが、やっぱりもう少し占い師の仕事を増やしたいと思っています。
そんなところから2025年8月よりブログを毎日投稿して、こういう占いもできるというアピールをしています。
今はYoutubeやSNSでの集客が主力となるのですが、テキストベースでも十分集客は可能ということを知っています。
占い師になりたいけど、この願望は無謀なのか?のまとめ
今回はヤフー知恵袋に投稿されていた占い師志望の男性について考察して記事を書きました。
やりたいならばウダウダ言ってないでやんなさいよ!
ということが私からの答えでした。
ありがとうございます。
とはいえ、相談者は50代であり若い頃よりもチャレンジする意欲が大きく下がる気持ちはわかります。
占い師という仕事は年齢が高いほうが適職ということもあるので、やってみたらいいと思います。
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