仕事を辞めたい。でも言い出せない。
収入のことを考えると、なかなか踏み出せない。
そんなモヤモヤを抱えている人は少なくないでしょう。
実は、占いで見ると「仕事を辞めるタイミング」には、ちょうど良い“時期”というものがあります。
焦って行動すると失敗しやすいけれど、チャンスを待てば運命が後押ししてくれることもあるのです。
今回の相談では、易占では天風姤二爻が出ました。
今は焦らず、タイミングを見極めながらチャンスが来るのを待つべき時期であるということです。
では、具体的にこの卦が示すメッセージと、辞めたい気持ちとどう向き合えばいいのかを見ていきましょう。
仕事を辞めたいですが言い出せません 辞める時期を易占いした結果
仕事について占いをお願いします。
退職したいけど、現状を考えると言い出せません。
何か運命的に、退職しやすくなる様な環境を変えてくれる出来事は起こりませんか?
定年まで、こんなモヤモヤとした気持ちのまま会社にいる事になりますか?よろしくお願いします。
補足
1983.0.4.12.11.37生年月日時間
まず、占いをする前には相談者の背景を探っていきます。
相談者は当時42歳で、おそらく男性でしょう。
現在の仕事を辞めたいと考えていますが、言い出せずにいる状態です。
しかし、この会社には定年まで勤務するイメージが持てていないようです。
こうした背景をもとに易で占ったところ、天風姤二爻が出ました。
この卦は邂逅や偶然の出会いなどを指すものです。
二爻の爻辞が「魚を包む。咎なし。客を迎えるのは利なし。」と、ちょっと意味がわからないです。
これを意訳すると「今は行動のタイミングはまだではない、準備期間」となります。
今、相談者が辞意を言えないのも、タイミングを見ている時間調整であるのです。
仕事の辞意について天風姤が出たということは、辞意を伝えるきっかけとなる出来事が起こる暗示です。
それは、上司の異動や自身の部署変更やプロジェクトの終了、社内ルールやシステムの変更などです。
こうした偶然の流れで相談者が辞意を伝えるタイミングが現れるようですね。
この期間はいわゆる静かな退職の状態をして、仕事から距離を取って、節約して貯金するとか、水面下で転職活動するといった動きをすると良さそうです。
仕事を辞めるタイミングとその後の立ち回りについて
仕事を辞めたいと思うときって、いきなり爆発するわけじゃないんですよね。
心の中で「スリーアウト制」が静かに進行しているんです。
1回目の「辞めたい」は、環境へのストレス。
2回目は、人間関係や評価への不満。
でも3回目が来たとき、それはもう“決意”です。
「このままじゃダメだ」と心のどこかで腹をくくっている。
ただし、野球でもアウトを取られた後にすぐ次の試合が始まるように、
「会社を辞める」ということは終わりではなく、次の局面の始まりです。
退職を決意するなら、感情的に飛び出すのではなく、転職先を見つけてから動くこと。
これが、運を味方につける最大のポイントです。
天風姤二爻の爻辞は「魚を包む。咎なし。客を迎えるのは利なし。」となっています。
魚(=チャンス)は手の中にあるけど、まだ出さない”という状態であります。
焦らず、チャンスをしっかり包み込んで温めておくことで、次の道が自然に開けていくでしょう。
仕事を辞めたいですが言い出せませんのまとめ
今回は、今の会社に見切りをつけたいと考えている男性を易占いしてみました。
出た卦が天風姤二爻であり、辞意を言い出せないのもタイミングを図っていることを示していました。
おそらく、早晩に会社を辞めようと決意する時期が来るため、そのタイミングに向けての水面下の動きの時期となります。
例えば、生活を節約して貯金を増やすとか、自己分析をして転職に向けての行動を起こすといったことです。
来たるべきXデーに向けて準備を整える時期と捉えると良いでしょう。


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