占いには大きく分けて3つの占術に分かれています。
一つが手相や人相、家相、地相、墓相といった相術。
もう一つが、タロットカードや易、ルーン占いといった卜術。
あと一つが、四柱推命やホロスコープ、九星気学、紫微斗数といった命術となります。
現在、北海ひろしは手相(西洋、東洋のいいとこ取り)と易占いの二つの占術を使っていて、命術は使っていません。
それは、命術には重大な欠陥があることに気がついたからとなっています。
北海ひろしが四柱推命やホロスコープなどの命術をやらない理由
私が占い師になった当初は手相占い一本でやっていましたが、やはり手相だけでは答えられないことが多々ありました。
手相以外にタロットカードも考えたのですが、現在の師匠が易占いを目の当たりにしてメチャ当たることを確認しました。
そこから周易の勉強をして今に至ります。
2023年に手相占いを勉強して、2025年から易占いを現在勉強しながら実践しています。
では、なぜ命術をやらないかは明確にやらない理由があるからです。
それは、命術には結構な欠陥があることに気ついてしまったからです。
私が命術の重大な欠陥に気がついたこと
私が最初に占いに興味を持つきっかけになったのが四柱推命でした。
それは私が23歳ぐらいの時に、北見市のメッセに入っていた占いとパワーストーンのお店があって、当時勤めていた会社の同僚と一緒に行った時です。
そこでは、500円で四柱推命の診断ができるものがあったのですね。
パソコンに生年月日を入力すると、プリンターから結果が出力されていたわけです。
そこに出ていた四柱推命の命式や特殊星なんかがわかって、当時は「スゲ~」って思ったわけです。
さらに、生年月日と現在や未来を対比させて運勢がいいとか悪いとかわかるのですね。
そう考えると、命術はとても優れたシステムなのですが、これまで思っても見なかった欠陥があるのです。
それは、実際に生まれた生年月日と戸籍上の生年月日が違う場合があるということです。
これは特に3月末に生まれた子を意図的に誕生日をずらすことがあります。
というのも、親の意向で早生まれにしないで1学年遅くすることが実際に出来る点にあります。
それ以外にも、生まれた日を縁起のいい日に戸籍上の誕生日にすることも可能です。
また、上の画像は日本の人口ピラミッドなのですが、1966年生まれの人が極端に少ないのは丙午(ひのうえま)の迷信によって出生数が大きく減りました。
この年は子供を作るのを控えたり、堕胎をしたとされますが、生年月日をごまかした可能性も少なからずあったと思います。
昔は病院ではなく、自宅で出産ということも多く、昔の戸籍制度は結構ガバガバだったということを聞いたことがあります。
そのため、昔はもっと実際に生まれた日と戸籍上の誕生日が違った人は多いのではないかと思っています。
また、四柱推命やホロスコープって生まれた時間もわかると精密になるのですが、私は母子手帳を探して出生時間を見て11:45と書いてありました。
そこで、午前11:45と申告して命式を作っていたのですが、ここ最近、母親に聞くと実は23:45だったんですよ。
いやいや、「母子手帳に午後11:45って書いてなかったのかい!」ってなったのですよ。
それくらい昔はいい加減だったのですよ。
四柱推命やホロスコープって無料で占えるし…
あと、もう一つ私が命術を使わない理由も、今や”四柱推命”とか”ホロスコープ”って検索すると、いくらでも無料で診断してくれるサイトが見つかるのですよ。
私も占い師をやる前からちょくちょく四柱推命のサイトに行っては生年月日を入れて占っていたわけです。
プロの占い師で四柱推命やホロスコープをやっている人も、アプリを使って命術と運勢を出力していると思うのですね。
今どき紙で命式を書いている人なんていないと思うし、メチャ間違えそうです。
そういうところもあって、命術には食指が動かないんですよね…
違和感バリバリの九星気学
生年月日から求めるもので、一番違和感をバリバリ感じているのが九星気学となります。
これは生年月日から本命星と月命星を出すわけですが、クラスの同級生の大半(2月4日生まれ~翌年2月3日)が同じ本命星になるというシステムが全く納得がいかないのですね。
さらに同年で同月(実際は少しズレますが)は本命星と月命星が同じなことは分類が大雑把過ぎなんですよね。
そこで、仮に2000年8月8日生まれの人と同年9月5日の人が全く一緒の運命って結構無理があると思うのですね。
本当に煽り抜きで、この大雑把な分類の合理性をどう解釈しているかを、お問い合わせフォームで教えて下さい。
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北海ひろしが命術をやらない理由のまとめ
今回は私の占いのスタイルに関わることを記事にしました。
私は手相と易占いの二刀流で占いをしていますが、命術を使わない理由を語りました。
命術は誕生日を基準にして現在や未来の運勢を見ることになりますが、実際に生まれた日と戸籍上の誕生日がズレていたら意味がないことが重大な欠点となります。
これは親に確認するなどして自分が把握すればいいのですが、話す機会がなかったら一生気がつかないかもしれないのですね。
また、ちょっと検索したら四柱推命やホロスコープを無料で診断してくれるサイトが腐るほどあるため、私がやらんでもいいかなーって思うのです。
そういった理由から私が四柱推命やホロスコープといった命術を使わない理由となっています。
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