私はこれまでホンダの車とかバイクには興味がなかったのですが、ここ最近、本田宗一郎と藤沢武夫の動画を拝見して、改めてホンダの凄さを知りました。
動画を見て、本田宗一郎は自転車にエンジンを乗せたバタバタを製造販売しましたが、これが後の原動機付自転車の原型となったのですね。
この乗り物は飛ぶように売れたのですが、部品の仕入れ代金を支払うことができずに経営は火の車でした。
そこで、藤沢武夫が本田宗一郎に会いに行って、本田技研工業に入社することで安定した経営をすることができました。
今回は、ホンダ技研工業の創業者の二人を八卦九星に当てはめて運勢を辿ってみたいと思います。
ホンダ技研工業創業者の本田宗一郎と藤沢武夫の運気解析
本田技研工業の創業者の本田宗一郎と藤沢武夫を中心に描いた動画が公開されています。
上の動画は、二本目の動画で本田宗一郎と藤沢武夫が出会った頃のものとなります。
この頃の本田宗一郎は通称バタバタを製造販売していましたが、経営は不安定でした。
販売代金を踏み倒されたり、仕入れ代金がないから一芝居売って回収を免れたりと、商売面では致命的な弱さがありました
本田宗一郎はモノづくりは得意だが経営が苦手であり、藤沢武夫は商売は得意だがモノを作ることができない。
お互いの苦手分野を他人にやってもらい、自分の得意なことに集中する補完関係になったのです。
本田宗一郎と藤沢武夫を八卦九星に当てはめてみると、これがもっと明確になるのです。
本田宗一郎を八卦九星で当てはめてみると
まずは、本田技研工業創業者の本田宗一郎を八卦九星で当てはめてみると、主に持っているのが乾・六白金星と艮・八白土星となります。
乾・六白金星とは物事の始まりであり、新たな物を生み出す可能性を示しています。
本田宗一郎は仕事にはかなり厳しく、部下を怒鳴りつけることも多かったですが、組織のリーダーとしての在り方も備わっています。
そして、艮・八白土星は確固たる信念や、頑固さを示しています。
特に空冷エンジンに対する想いは執着するほどであり、水冷エンジンを取り入れることに大反対していたところはこの星の特徴です。
本田宗一郎は仕事に対して乾・六白金星と艮・八白土星が強い人物でしたが、仕事を離れると社員と一緒に酒を飲んで部下にシャツやズボンをあげる気前の良さがありました。
また、YouTubeなどで本田宗一郎の動画を見ると、ユーモアを交えて話していることから、兌・七赤金星も持ち合わせているのではないかと思いました。
藤沢武夫との相性と補完関係
一方、ホンダ技研工業の創業において重要な役割を果たした藤沢武夫は、巽・四緑木星と坤・二黒土星を主に持っています。
巽・四緑木星は柔軟性と調整力、社交性を象徴し、商才に長けた性格を示しています。
商売に関することは巽が出ると吉と判定されることから藤沢の本質を指していると思います。
また、二黒土星・坤は安定感や実務力、地に足の着いた努力を表しており、企業経営の基盤を支える力となります。
これは資金繰りや組織管理で必須なものであり、経営下手な本田の足りない部分を補ってくれるものです。
本田宗一郎が革新・技術に突き進む一方で、藤沢武夫は経営の舵取りを行い、販売や営業、資金調達など現実的な面を支えました。
この組み合わせは、まさに八卦九星の象意が示す通り、本田の革新力と藤沢の安定力の理想的な補完関係と言えます。
本田の空冷エンジンへの固執は乾為天上爻に片足を突っ込んでた
1970年にアメリカではマスキー法が制定されて、かなり厳しい排ガス規制が設けられました。
そこで、この規制を解決するために新型エンジンの開発をしていましたが、本田は空冷エンジンにこだわっていました。
これはまさに乾為天の上爻に片足を突っ込んだ状態で、「登りすぎた竜は後悔する」という状態です。
創造力や独立心は最大限に発揮されますが、柔軟性を欠き、時には現実的な判断が難しくなる位置です。
藤沢は本田に対して「ホンダの技術者として存在するのか?社長として舵取りするか?」という二択を突きつけました。
これに対して本田は社長として舵取りすることを選んで空冷エンジンを捨てて水冷エンジンの開発に舵を切っていきます。
また、本田と藤沢は同時に引退することになりましたが、藤沢がそろそろ退く潮時と感じて第三者を通じて本田に伝わると、本田もあっさり社長を退きます。
これはいつまでもトップの位置にしがみつかずに、道を次世代に託して退くこととなります。
しかも、引退後は会社に口出しすることなく、むしろ自らの影響力を消すようにしました。
本田が潔く退く姿勢とは、本田が若い頃に年寄から訳のわからないことを言われたことを嫌っていましたが、自らが老害になりかけていたのに気がついたのだと思います。
現在の権力の椅子にしがみつくジジイ共に、本田と藤沢の爪の垢を煎じて飲ませたいですね。
八卦九星が描くホンダの成功
このように本田宗一郎と藤沢武夫を八卦九星の象意で見ていくと、ホンダの世界進出や技術革新は決して偶然ではなかったことが見えてきます。
ホンダの経営は常に順風満帆だったわけではなく、資金難や技術選択を巡る葛藤など、幾度も大きな岐路に立たされてきました。
特に本田宗一郎が乾為天の上爻に近づくほど理想に突き進んだ時期には、企業としてのバランスが崩れかける場面もありました。
しかしそのたびに、藤沢武夫という坤・巽の存在が地に足をつけ、方向を調整することで、天の革新力は現実の成果へと変換されていきました。
技術屋としての天才と、経営者として舵を取る実務家が役割を分かち合い、互いの不足を補ったことこそが、ホンダを世界的ブランドへ押し上げた最大の要因だったと言えるでしょう。
八卦九星は未来を当てるための道具というより、人と人、役割と役割がどのように噛み合うと物事が成就するのかを教えてくれます。
今回は本田技研工業の本田宗一郎と藤沢武夫という名コンビには成功すべくして成功した要因があったのです。

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