手相占い師北海ひろしは2023年3月頃に手相占いに興味を持って、わずか4ヶ月の短期間でプロの占い師となりました。
それまで私は占いというものは当たるも八卦、当たらずも八卦という胡散臭い代物と感じていました。
しかし、占いの中でも占星術や四柱推命、九星気学と言った生年月日をベースにしたものは命術として知名度の高い占いです。
手相は手や指、爪の形や手のひらの線からその人の性格や健康状態、これまで生きてきた証を手に刻まれています。
そういうところが腑に落ちたことで、本気で手相を独学で勉強しました。
私がどのように手相を勉強をしてきたかをこの記事で書いていきます。
これから手相を勉強したいという方の参考になれば幸いです。
北海ひろしがたった4ヶ月でプロの手相占い師になった経緯
私が初めて手相に関わったのは2010年4月まで遡ります。
当時はネットビジネスを始めたばかりで、セミナーに出るため東京に行きました。
前ノリした前日ということでふらっと上野公園に行きました。
ブラブラ歩いていると、階段付近で似顔絵屋がいるところで、おばあちゃんに呼び止められて半ば強引に手相と人相を占われました。
いろいろ言われたのですが、どんなことを言われたかはすべて忘れました(笑)
そして10年以上の年月が流れた2023年3月に、Youtubeでやたら手相の動画がオススメに出てきました。
「最強金運手相ベスト3」といったキャッチーな動画がYoutubeショート動画なんかをよく見かけて、その手相が自分の手にあるかを調べました。
こうした動画を見ているうちに「自分でも手相が見られたらいいなー」と思うようになりました。
私が手相の勉強をしたのは4つの手段を用いました。
- 本で手相を勉強した
- プロの占い師に自分の手相を見てもらった
- Youtube動画で手相を勉強した
- あらゆる人の手相を見まくった
それぞれの手相の勉強の手段でどのようにしてきたかを説明していきますね。
本で手相を勉強した
本で手相を勉強するのは非常にポピュラーな方法ですね。
私はこれまで上の写真の6冊の本を買って熟読しました。
その中でもすごく参考になったのは、西谷泰人先生の百発百中手相術です。
手相の本が欲しくなって本屋に行くと、この本の存在感がありました。
手相の基本から、実例鑑定100人分の事例が載っていて、わかりやすいと思いました。
仙乙恵美花(ひとおえみか)先生の基礎からわかる手相の完全独習も手相の基礎を知るには良い本だと思います。
基本四線の線のパターンと補助線の説明が網羅されています。
上の本を見たうえで、寺島みさお先生のすごい手相学を見ると、手相の理解度が高まります。
手相を見るうえで問題になってくるのが、それぞれの線が本のように明確ではないという点です。
この本では手相の線を暗記するよりも、この線がどうして出ているかの考え方を知るのに役立ちます。
プロの占い師に自分の手相を見てもらった
手相を勉強するにはまずは自分の手相に関心を持つことになるでしょう。
そこで、自分の手相を見てそれぞれの線を本やネットで調べるのが第一歩でしょうか。
自分の手相と自分の特性を照らし合わせると、自分の手相の線に関してしては詳しくなるでしょう。
しかし、本やネットで調べてもわからない線は出てくるものです。
そこで、プロの手相占い師に見てもらうことが最適ですね。
私は仕事にかこつけて東京に行ったときに、銀座占い館バランガンのルナローザ先生に自分の手相を見てもらいました。
ここでわからない線を指して、「この線は何ですか?」とか、「この線は〇〇線ですか?」と言う感じで聞きまくりました。
30分4,950円で手相とタロットと西洋占星術で鑑定していただきました。
Youtube動画で手相を勉強する
ここ最近は困ったことがあればYoutubeで検索すればだいたい動画が見つかります。
手相でも様々な発信者が動画配信をしています。
動画で手相を勉強したい場合は、好みの配信者を選べばいいのですが、私が参考になったYoutubeチャンネルを紹介します。
開運手相チャンネル【手相家 西谷泰人】ニシタニショー
こちらのチャンネルは手相のオススメ本でも紹介した西谷泰人先生のYoutubeチャンネルです。
フジテレビの笑っていいともにレギュラー出演していました。
西谷先生は明るく優しく動画解説しているがいいですね。
手相鑑定士トッチー
手相鑑定士トッチーこと栃本雅弘先生のYoutubeチャンネルです。
手相鑑定士とYoutubeの発信、オンライン手相講座などで活動しています。
Youtubeのトッチー先生はテーマに沿った動画を配信しています。
手相の輪RINGチャンネル
宮城県仙台市国分町にある占い&BAR「RING」のYoutubeチャンネルです。
生命線、金運、仕事運、性格などテーマに沿った手相を視聴者の手相を見ながら解説しています。
実際に手相を見ると本のようにはいかないので、実例で解説されるのはとても助かります。
あらゆる人の手相を見まくった
ある程度本やYoutubeなんかで手相の知識がついたら、次のフェイズに移行しました。
それは実際に手を見て手相診断することです。
結局これが、一番自分の実力をつけることとなりました。
ただいきなり対面での手相鑑定は難しいので、一つ一つの手相をじっくり見ていくことです。
Twitterなんかで手のひらを晒している方の画像をじっくり見て、基本四線や補助線を色分けして線を入れました。
最初の方は、「この線何?」ってことが多いですが、本や以下のサイトで調べまくりました。
さらに自信がついてきたら、「手相勉強中なので無料で手相を見ます!」と、Twitterやネットコミュニティ、友人知人から手相写真を送ってもらって診断結果を伝えました。
すると、次々と見たことのないパターンの手相が出てきます。
わからない線やマークを上記のサイトで調べまくって鑑定結果に落とし込みました。
リアルの友人知人ではない、年齢も性別も全く知らない人を手相だけで見ていたわけですが、「30歳前後で社会的な転機があります」「25歳~40歳まで体調不良になる暗示があります」などと伝えた時に「当たっています」とよく言われました。
このようなやりとりで、手相の凄さを実感して、さらに勉強のモチベーションが上がったのです。
私はこの方法で開業前に200人以上の手相を鑑定して知識と手相の線の意味の言語化をしていきました。
北海ひろし 手相の線信仰を脱却する
手相というと手のひらの線をみて運命を読むというイメージがありますね。
実際、大多数の手相を見ている人が、手のひらの線を見るという呪縛にかかっていると思います。
私も例外なく手相の線で手相を読み取り、細かい線やマークを見逃さないようにするのが手相占いと思っていました。
それがこちらの記事となります。
私も例外なく基本四線(生命線、知能線、感情線、運命線)の形やその派生する線、あらゆる細かい線を覚えていきました。
しかし、実際に無料手相鑑定で線を鑑定して、どうもしっくりこない場合が多いと感じました。
例えば、仏眼や神秘十字のある人は神仏やご先祖様に守られて云々とありますが根拠が不明であります。
結婚線は私自身がものすごい数の線があるのですが、未だ未婚の独身であり全くモテ要素がないからです。
案外、細かい線を目を皿のようにして見るよりも、手や指、爪の形を鑑定するほうがよく当たっている傾向にあります。
改めて手相に向き合い直して、Twitterなどで手相無料診断をして統計を取り直した。
今度は無料ですが実際にお金を出して占いをしてもらう前提で、現在の悩みをアンケートで聞き取りをして手相占いをしました。
相談者の悩みを知り、手相鑑定をして鑑定書を提出して、その後鑑定結果の精度を知るためにアンケートを取りました。
実際に占って、アンケートで得られた結果が上記の図となります。
この図を見て、生命線や補助線の鑑定精度が今ひとつで、手や指、爪の形、知能線、感情線、運命線はほぼ当てはまっているという回答が得られました。
上図の生命線の判定は生命線の他に障害線、ストレス線、健康線を加味したものなので、純粋な生命線での鑑定結果ではありません。
非対面の手相占いの場合は、リアルタイムで相談者との確認ができないこともあり、その場で修正できないのは痛し痒しといったところであります。
占いの精度はインプットとアプトプットを繰り返すことで精度は向上するでしょう。
占い師は誰でもなれるが、誰でもなれるわけではない
今回は私が手相占いに興味を持ってたった4ヶ月でプロの占い師になった勉強法を記事にしました。
手相占いは覚えることが多いですが、私はそれを苦にするよりも楽しんで勉強しました。
見知らぬ手相を見て「この線何なん?」って、いろいろ調べまくった結果、納得したときは快感すら感じました。
手相に限らずに占い師になるのは許認可がいるわけでもなく、資格が必要なわけではありません。
そんなことで、誰でも今日から占い師になることは可能です。
とはいえ誰でも占い師になれるほど甘くはありません。
やはり手相占いとなると相当の勉強とあらゆる手を見て、その違いを言語化する必要が出てきます。
そうして、相談者から信頼を得るためには当てることを意識します。
さらに、占い師の役割は相談者の悩みを軽くして、前に進むための手助けをするということを忘れてはいけません。
相談者の本当の悩みを理解して相手の求める的確な答えを与えるということです。
また、占い師になるとしたら占いの館に所属するとか、ココナラのような場所に登録するとか、自宅などを使って自分で起業して自前で集客する必要があります。
もしかすると、手相の勉強よりも実際に占い師としてマーケティングを駆使する方が難しいかもしれません。
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