手相に線を書く人は、占いに何を求めているのか?

手相、手に線を書く 手相鑑定

私は現在、ヤフー知恵袋で易や手相占いの練習をしています。
メインは易占いをやっているのですが、たまーに手相の回答もしています。

手相を見てほしいという質問を見て、手相に自分で線を書いたものが投稿されていました。
普通は手の写真をそのままアップすればいいのに、わざわざ自分で手の線を書いて投稿するというのも実は大きなヒントがあったりします。

また、ボールペンなどで「手に線を書いて運気アップ」ということを言う人がいますが、実はあれも同じような気持ちが見え隠れしています。
今回は、手相に自分で線を書くという行為を中心に語っていこうと思います。

自分で手相に線を書く行為をしたがる心理とは?

手相占いお願いします。
気になる所だけ赤でなぞりました。
右利きなので、後天的な運勢を占って下さい。

手相、手に線を書く

引用元:ヤフー知恵袋占いカテゴリー

上の質問の引用を見てわかるとおり、自分で気になるところだけ赤線を入れています。
また、短い質問文や手相の赤線からも質問者の気持ちや手相の知識を読むことができるのです。

まず、質問文の「右利きなので、後天的な運勢を占って下さい。」というところから、手相の左右の手の意味を知っていることがわかります。
そして、手の赤線を見てみると、生命線、知能線、感情線、運命線の基本四線に、親指付け根付近のフィッシュや小指下のスター、太陽線、運命線、開運線などが書かれています。
このことから、相談者は手相の本なんかで手相を少し知っていて、ヤフー知恵袋からその意味の確認をしようとしていたのです。

 

質問文と赤線から「この手に書いた部分って何か意味があるんでしょ?」という点に触れてほしい、という意図が読み取れます。
こういう質問をしてくるということは、現在、仕事か人間関係で行き詰まりを感じていて、自分が特別な存在では?と希望を込めているんですよね。

ただ、私は西洋手相から東洋手相にシフトをしていて、今は西洋と東洋のいいとこ取りをしていることから、スターやフィッシュなど思いっきりスルーして回答してしまいました。
私はこれを回答している時に、「認めてほしいのだろうな」って思ったのですが、それに触れないところは私も大人げないことをしたとちょっと反省です。
私がどのように回答したかは、こちらのテキストリンクから確認できます。
手相占いお願いします。気になる所だけ赤でなぞりました。

 

これを読んだ質問者は「は?」って思ったことは間違いありません。
この相談者は右手が後天的に形成されることも知っているし、フィッシュやスターといった西洋手相のサインも理解している。
それでもあえて、自分で線を描き、印を強調している。
これに触れて、
「ちゃんと意味のあるサインですよ」とか
「見る人が見れば分かるサインですよ」
と言ってほしかったのではないかと思います。

 

手相に線を書く心理

上の画像を見ると東洋手相で見ると、手の上部が陽であり下部が陰となります。
相談者の場合は、陽側が線がたくさんあって賑やかにも関わらず、陰側は比較的シンプルなんですね。
こう見てみるだけでも、陰側は安定しているものの、陽側は浮足立っているところがわかります。
つまり、生活の基盤や内面は比較的落ち着いている一方で、外向きの評価や将来像については、気持ちが揺れている状態だと読めます。
手の陽側が賑やかになると、自己顕示欲が強くなって、「寂しい」、「評価されたい」、「意味づけしてほしい」という欲求が強まっている時期であることがわかります。

この相談者が線を書いていない部分はどう思っている?

手相の四緑木星の凶サイン

私はこの画像を見たとき、まず最初に親指付け根の少し上にある、灰色の細かい横線の多さがとても気になりました。

この部分は、西洋手相で見るといわゆるストレス線や健康線にかかる障害線となります。
年齢域としては15歳頃から20代全般にかけて、精神的・肉体的な負荷がかかりやすいサインとされます。
例えば男性だったら仕事がブラックでコキ使われたり、女性なら早く結婚してすぐに子供ができて家事や育児に忙しいことを暗示しています。

一方、東洋手相で判別すると、ここは四緑木星の領域にあたり、以下の現象が起こり得ます。

  • 人間関係の悩み
  • 気を遣いすぎる
  • 本音を飲み込む
  • 調整役に回って疲弊する

西洋手相、東洋手相のどちらの読みでも、スルーできないものとなります。
それにもかかわらず、この相談者はこの部分に色を付けず、強調もしていません。
フィッシュやスターのような「分かりやすい吉サイン」は丁寧に描いているのに、ここだけは明らかにスルーしています。
これは知識がないから見落とした、という感じではなく、むしろ分かっているからこそ触れていないように見えます。

心理的に言えば、
「そこは分かっているけど、今は言われたくない」
「そこを掘られるとしんどい」
「できれば見ないでほしい」
という無意識のブレーキです。

 

占いの現場では、こういう方は決して珍しくありません。
実際、対面鑑定をしていると、
「悪いことは聞きたくないです」
「良いところだけ教えてください」
と最初に言われることもよくあります。
これは決して逃げではなく今の自分の許容量を守るための防御反応です。

この相談者が線を書かなかった部分には、
「ここは今は触れなくていい」
「でも、本当は問題があることは分かっている」
という、とても人間的な本音が表れているように感じました。

手相に自分で線を書くという行為は?

手相をすこし齧ると、「手に線を書くことで運気アップ!」ということを言う人がいます。
実際に北海ひろしも手相を勉強した当時に、金や銀の水性ボールペンで右手の覇王線をなぞってみたり、変形マスカケにしてみたりしたことはやっていました(小声
また、手術して手相を変えるという行為が韓国で流行していたりします。

ただ手相というのは、これまでこういう生き方をしているから手に現れているわけで、手相がこうだから現実が変わるというわけではないのです。
つまり、手に線を入れて幸運を先取りしようとする気持ちはわからんでもないのですが、手相は不可逆的なので手相がこうだから幸運になるわけじゃないのですね。

また、手のひらには神経が集中していることから、わざわざ手のひらを傷つけることは大変リスクがあるのです。
手相が不可逆的なのを考えると、ハイリスクノーリターンな行為なのですね。

自分で手相に線を書く行為をしたがる心理のまとめ

今回はヤフー知恵袋に投稿されていた、手相に自分で線を入れる人の心理や手に線を書いて運気を上げることについて語りました。
普通は手の写真を撮ってそのままアップすればいいのですが、わざわざ自分で手の線を書く行為は、多少手相を知っている人がやる行為なのですね。
また、どこに線を入れてどこをスルーするかも当人の隠れた本音を見ることができるのですね。

そして、手相というのはこれまで生きてきた結果であり、自分で手に線を書いて運気アップというのはあんまり意味のないことです。
ましてや、手術で手相を変える行為は韓国でやっていますが、手相が不可逆的なものであることからあんまり意味のないことにお金やリスクを取ることはしないほうが賢明ですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました