現役占い師が教える「占いを受けるときの基本ルール」

日本の人口ピラミッド2000年 開運行動

占いに行くときは、あなたはどんな準備をしていますか?
「予約したけど、緊張して何を話せばいいかわからない…」
「占い師さんにうまく伝えられるか不安…」

実は、ちょっとした準備や心構えで、占いの精度も満足度もグッと上がります。
今回はヤフー知恵袋に占いを初めて利用する高校生の疑問に答える形で、占いを受けるときに押さえておきたい基本のルールとコツをわかりやすく解説します。
この記事では、占いサービスの大まかな分類の仕方や、占術、占い店の利用の仕方について説明していこうと思います。

初めて占いを利用するためのポイントとルールについて語ります

高校生です。明日初めて占いに行くのですが、
・何分前に着けばいいのか
・来店したらどうすれはいいのか(受付を訪ねるのかなど)
・自分の前に予約をさせている方がいる場合どのタイミングで入れば良いのか
などがわかりません。また占いに必要なことがあれば教えていただきたいです。

引用元:ヤフー知恵袋占いカテゴリー

ヤフー知恵袋にこのような質問があったので、改めて正しい占いの利用の仕方を発信する必要性が出てきました。
占いとは無形のものにお金を使うもののため、正しく利用しないとお金のムダになってしまいます。

占いサービスは占いの館か個人占い師で分類されています

占いサービスでは店舗に複数の占い師が在籍している占いの館や個人でやっている占い師で二分されています。
それぞれの占いサービスの特徴を説明していきますね。

一般的な占いサービスの占いの館

占いの館は、大手から中小の占いサービス業者が運営しているもので、商業施設やビルなどに店舗を構えていて、検索やSNSでの露出がスゴイです。
占いの館では対面占いの他に非対面の電話占いやメール、チャットなどのサービスがあります。
在籍されている占い師が多いので、気に入っている占術や雰囲気で選ぶことができます。

メリット
こうした占いの館では、予約やシステムが整っていて、多くの占い師がいることが強みになっています。
お店の中では人気占い師がいて、そのサービスを利用できる。
多くのお店が予約制だったり予約優先ということで、事前に予約することがほぼ必須です。

デメリット

  • 占い師との距離が遠めであり、ドライな印象になっている。(これは占い師によりますが)
  • 料金が高め
  • 予約管理がキッチリしているから延長などしづらい

個人系の占い師のサービス

これは今は相当数の占い師があらゆるサービスを展開しています。
私のようにホームページでの集客や店舗への出店、イベントに出店したり、ココナラやLINE占い、占いアプリといったところから受け付けていたり、店舗を構えていたりと千差万別となります。
業態や占術、料金もまちまちであり、人気占い師や店舗を構えている場合は料金が高めです。
また、パワーストーンや運気を上げるグッズ販売とセットでやっている場合もあります。

個人の占い師は、寝る暇がないほど忙しい占い師から全く依頼がない占い師が存在します。
そして、忙しい占い師=有能というわけでもなく、依頼がない占い師が下手というわけでもないんですよね。
本当にあなたに合っている占い師が人気の占い師とは限らないことが面白くもあると思います。

占いサービスの占術について

占いサービスには大まかに分けて4つの占術があります。
占術には一長一短があるため、占い師は複数の占術を用いて総合的に見ています。

  • 命術(四柱推命、九星気学、西洋占星術(ホロスコープ)、数秘術、紫微斗数)
  • 卜術(タロットカード、易、ルーン占い、おみくじなど)
  • 相術(手相、人相、家相、地相、墓相、風水など)
  • その他(霊視、透視、チャネリング)

命術(四柱推命、九星気学、西洋占星術、数秘術、紫微斗数など

命術とは、生年月日や生まれた時刻、出生地など生まれた瞬間の情報からその人の性格や運命を導くものとなっています。
生まれた日と占いたい時期の比較で運気を推し量ることも可能となっています。

命術の良いところ
命術は生まれた瞬間を情報としていることから、運気のいい時期や悪い時期を予測することが可能です。
あと、相性も照らし合わせることで鑑定することが可能。

命術の悪いところ
出生時の情報が正確でないと意味がない。
実際に生まれた日時と戸籍上の日時が違う場合があります。
これを予防するには母子手帳を見ると生まれた時間まで記載されているので、正確な生年月日や時刻を知ることができます。

そして、生年月日が同じだからって同じ運命を辿っていくわけではないというところです。
日本だと2023年は72万人が出生しましたが、1日平均1,900人ほどになっています。
同じ日に生まれた人が同じような人生を歩むはずがないことは、あなたも直感的にわかると思います。
そういった要因から私は命術は用いていません。

卜術(タロットカード、易、ルーン占い、おみくじなど)

占いとしてお馴染みなのが、タロットカードや易といった偶然の出来事から未来を占うものとなっています。
最古の占いとして亀卜と呼ばれる占いは歴史の教科書にも乗っています。
卜術ではカードや筮竹、コインといった道具を用いますが、変わり種としてトランプや花札、コーヒー占いなんかもあります。

これまで私は卜術を当てずっぽうというイメージがあって避けていたのですが、占いの師匠が断易を実占してくれて見事に的中させたことから易をするようになりました。
卜術を使うと、仕事から恋愛、金運、学問、旅行、探し物など基本的に何でも占えるようになります。
ただし、試験の合否や妊娠の有無といった結果に対しては当てにならないです。
あくまでも、短中期的な成り行きを見るには大変向いています。

相術(手相、人相、家相、地相、墓相、風水など)

相術は手相占いに代表される起こった出来事から過去の履歴や未来を占うことができるものです。
手相だと、その人の性格や健康状態、人生の履歴やこのまま行った先の未来がわかります。
私は手相占いに興味を持って占い師になりました。

その他に、人相は主に顔を見てその人の性格や運命を占いますし、家相なら家の間取りや環境から未来を予測します。
少々、特殊なものとして墓相が挙げられますが、これはお墓を見たり家系図を見てその家系のクセを探っていくものとなります。

相術の良くない点として、相は変化しやすいことや、占い師によって解釈が大きく異なることです。
また、相術はその人本人のことしかわからず、他人が絡むことや他人のことを見るのは向いていません。

その他(霊視、透視、チャネリング)

その他の占いとしては霊視や透視、チャネリングが挙がってきます。
目に見えないものや情報を読み取る力を使ったものや、チャネリングといった霊的存在や高次元と繋がって情報を受け取るものとなります。

透視や霊視は未来を視る力がありますが、確定的ではなく現実と混同すると誤解を招くことがあります。
チャネリングは心理面のアドバイスには向きますが、具体的な未来予測には弱く、解釈も占い師次第で変わります。
最近はこの分野の占いの知名度が上がりましたが、しばしばこの人は本物かニセモノかの議論がなされています。

占いサービスの選び方

占いとは無形サービスにお金を払うものなので、かかったお金以上の安心や道を開くことが得たいですね。
そこで、良い占いサービスのを受けるためにポイントとなるところをお伝えいたします。

料金体系やシステムが明確である

通常、占いサービスは時間に対して〇〇円といった形を取っているところが大半です。
そこで、料金体系が明確で延長やキャンセル規定がきっちりしているところを選びましょう。
また、延長に関しても占い師の不手際での時間オーバーにも関わらず延長料金を請求される場合がありますので注意が必要です。

ここらへんは大手の占いの館はキッチリとしていて、ホームページでもしっかりと周知しています。
個人占い師では、ここらへんがすごくお客さんに甘いところもありますし、ガメついところがあったりと玉石混交なところがあります。
私の場合は対面占いは基本的に延長料金は取りませんが、追加の相談だったり人数が増えたといった時は、都度応談とさせていただいています。

占術が適しているか?

占術は命術、卜術、相術、霊視などがありますが、占術が一つしかないのは心もとないところがあります。
これは私が実際に手相占いだけでやっていた時は、手相だけでは全ての質問に答えられないことを痛感して易占いを取り入れたという経緯があります。

例えば、ホロスコープとタロットとか、手相と易とか、異なる占術を得意とする人を選んだほうが無難かとおもいます。
ただ、できる占術が多すぎるのも考えもので、あらゆる占術を繰り出した割に全てが中途半端になってしまう場合もあります。

口コミや評判をチェックする

占い師を探す時には口コミをチェックすることは必須だと思います。
ただ、自前のホームページでの口コミは良い口コミしか記載されていない場合があるため、あんまり鵜呑みにしないほうがいいですね。
Googleマップや第三者が運営している口コミは、ある程度は信用できるため参考にはなると思います。

口コミをチェックする時には当たる当たらないも重要ですが、相談に適切なアドバイスをくれるかや、親身に話を聞いてくれるかを見るといいですね。

対面占いの予約から相談までの流れについて

続いて、実際に占いサービス予約して受けるまでの流れを説明していきます。
まず、占いをしたいお店のホームページをチェックして、相談したい占い師を決めて相談日時を電話や受付フォームから予約します。

予約日当日は、予約時間の5分~10分くらいの早すぎもせず遅刻しない時間にお店に入りましょう。(お店によって受付時間の取り扱いが違うためホームページ等で確認してください。)
お店はよく行っている場所やわかりやすい入口なら問題ないですが、初めて行く場所や入口がわからない場合で、お店を見つけられない時はお店に電話しましょう。
お店に入ったら、受付の方に「◯時に予約した名前です」と伝えて、受付の方からシステムや料金の説明を受けます。

程なくして、占い師のところに案内されるので、相談したいことを伝えましょう。
相談したいことを占い師に伝わるように頭の中で整理するか、メモを用意するなどしましょう。
場合によっては図解のものを用意してもいいかもしれません。

続いて、占術に見合った情報を用意しておきましょう。

  • 手相や人相は相談内容がザックリでも大丈夫です。
  • タロットや易なら相談内容をなるべく詳しく教えましょう。
  • 四柱推命や九星気学、占星術は生年月日(できれば生まれた時間)と相談したいことをなるべく詳しく教えましょう。

私のブログでも触れていますが、占うことも大切ですが背景がとても重要になってきます。
この背景がしっかりしていないと、占いの結果が正しく正しく出てこないことがあります。
それがわかっている占い師は丁寧に話を聞いて背景を整理することが上手です。

しかし、ダメな占い師はこの掘り下げをしないまま、いきなり占っていって的外れなアドバイスをしてきます。
そのため、例えば恋愛の相談だったら自分のことや相手の情報、いつ知り合ってどういう状態なのかを正しく占い師に伝えることに努めましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました