雷火豊の三爻が示すのは、光が強すぎて自分を見失う瞬間。
心が満たされているようで、実は疲れがたまっている。
そんなとき、人はなぜか金運を占いたくなる――。
不眠の夜に引いたこの卦から、あなたの心の声を読み解いてみましょう。
離婚や病気の不運に悩む相談者の金運を易占いした結果
金運について占える方お願いいたします。
離婚等色々あった後恐らく鬱になり、少しずつ働くようになったものの双極性障害と言われ、病気じゃないと思うようにして働いていましたが体に不調が出るようになり間もなく無職になります。
家族は仕事を応援してくれていたので打ち明けられずにいます。
仕事は薄給で、家族に頼りながら生活していました。
他の人は不自由なく働いて稼げてるのになぜ私はこうなんだろうと悩んでます。
私がお金を稼ぐにはどういう事をするといいでしょうか？早く家族にお金の面で苦労かけず恩返ししたいです。
まず占いをする前には、相談者の背景を整理することが私のスタイルです。
まず、相談者の人物像を見るのですが、パッと見で文面から年齢と性別が判別できなかったのですね。
”薄給”という言葉って男性がよく使うということで男性と断定しました。
これが女性の場合は”お給料が低い”とか”収入が低い”という表現をします。
そして、離婚を経験しているということと、「他の人は不自由なく稼げているのに」と他人との比較で、30代～40代ではないかと思います。
そして、双極性障害と診断されて、今の仕事も辞めることになり、間もなく無職になると書いていますね。
また、この家族というのは再婚した妻子を指すのか、両親のことを指しているのかは不明です。
こういうところから離婚や病気での負い目を感じていることがよくわかります。
また、この質問が投稿されていた時間が1:57の真夜中という点もポイントです。
もしかすると、極端な夜型か不眠なところがあることが伺えます。
こうして相談者の背景を整理して占ったところ、雷火豊三爻が出ました。
この卦は豊かさや成果が出る兆しのあるものとなっています。
しかし、三爻の爻辞は「豊かさが盛んすぎて、日中に泡が見えるような状態。右肘を折るが、咎めなし。」となっています。
つまり、この相談者はすでに豊かさを得ているにもかかわらず、心身の疲れや不安からそれに気づけていないのです。
背景を見ても、仕事を辞めることによる不安やプレッシャーが強く、心の余裕がなくなっていることが感じられます。
このような状態では、「お金があれば何とかなる」という思考に陥りやすいのですが、実際にはお金を得たら得たで失う恐れも増していく可能性があります。
したがって、この相談者に今必要なのは、金銭そのものよりも心の安定や安らぎを得ることです。
精神的に落ち着きを取り戻すことで、本来の豊かさに気づき、結果的に金運も整っていくでしょう。
この相談者の金運の安定とは心の安定
この相談者は離婚や鬱になり双極性障害と診断されたということで、精神的に不安定な状態です。
おそらく、投稿日時の時点では、会社員か何かの仕事をしていて、ド平日の真夜中に質問を投稿していることから不安な様子がうえます。
そこで、この相談者にとっては金運の良し悪しではなく、どのように心の安定を図るかが重要になります。
心の安定のためにすること一覧
- 小さな成果や収入を大切にして、焦らず確実に行動する
- SNSや他人の情報で不安を増幅させない（テレビやSNSは見ない）
- 家族への恩返しは、お金や物でなくても、食事を振る舞ったり感謝の気持ちを形にするだけでも十分
- 自分の安全圏でできることを着実に行う
この相談者は自分のやっている仕事を薄給と言っていたり、他者との比較によって自分で自分を貶めているところがあるのですね。
これも、テレビを見れば事件事故や社会問題を垂れ流していることから見ている人が不安になります。
SNSでもそこかしこで論争になったり、過度に見せかけの豊かさを発信して、それを見た人が羨ましがったり落ち込んだりしています。
私はこの事実に気がついて、テレビは見ないですし、SNSも極力見ていません。
なので世間の関心やニュースも見てないですが、特に困ったことはありません。
テレビやスマホは気軽に見れることで、ちょっと時間が空いた時にチェックしますが、これが大きな罠だと思っています。
そして、家族の日頃の感謝はお金を使わなくてもいいのです。
日頃の感謝は言葉にするとか、何かをやってあげるとか、美味しいものを振る舞うとか、今できる小さな行為で返せばいいと思います。
こうして今の豊かさを感じることで、あとで大きな豊かさを引き寄せることができると思います。
離婚や病気の不運に悩む相談者の金運を易占いのまとめ
今回はヤフー知恵袋に投稿されていた、離婚や病気に悩む方の金運を占ってみました。
出た卦が雷火豊三爻で、実は相談者は既に豊かさを享受しているものの、それに気がついていない状態となっています。
文中から自分を貶めるような発言をしていたり、他人と比較して落ち込むところが見られます。
これは主にテレビやSNSをよく見ていると陥る罠であり、これを見ていると自然と他人との比較や恐怖を刷り込むことになるのです。
テレビやSNSなんか見る必要なんてないのです。
そして、日々小さな豊かさを再確認したり、お金を使わなくても家族に感謝の気持ちを示すこともできるのです。
今の豊かさを感じることができれば、後に大きな豊かさを享受できると思います。
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