私は現在は手相占いから始めてから易占いをするようになりました。
易占いの練習場としてヤフー知恵袋であらゆるケースを占ってきました。
ヤフー知恵袋占いカテゴリーでは、毎日あらゆる占い依頼や占いに関しての質問が投稿されていますが、特にタロットカードの占いの依頼が多いです。
そんなことから易占いをする私は出る幕がないことが多く、あんまり練習にならなかったりします。
なぜ占い希望の人はタロット占いを指定するのかというと、タロット占いというのは優しいというイメージがあるようです。
その一方で、易占いは白黒ハッキリさせるとか、キツイというイメージなんですね。
私からすると「タロットも易もダメな時はダメなやつでるんだけどな」って思っているのですが、なぜそういう風潮になるのでしょう?
今回はタロット占いと易占いの違いを語っていこうと思います。
タロット占いは優しくて易占いがキツイという風潮はなぜ生まれたのか?
私は2023年に手相占いに興味を持って勉強してその半年後に手相占い師として開業したわけですが、手相占いしかできないため手相占いの欠点に直面することとなります。
手相占いだけだと、個別の悩み相談は全く対応できなかったのです。
手相占いは、手や爪、指の形や手のひらを見て「こういう人」というものを定義して、それから未来の傾向を読んで行きます。
手相を見て、お客さんが「近々、いい出会いがありますか?」と聞かれたとしても、手をいくら見ても答えはありません。
そうした欠点に直面して、他の占術を取り入れる必要が出てきました。
こうした事もあって、次にどんな占いをするか考えて卜術であるタロットカード占いか易占いを考えました。
書店に行ってタロット占いの本を見ても、なんかしっくりこないこともあって、易占いをすることになります。
卜術を勉強している当初の私は易もタロットも筮竹やサイコロと使うのか、カードを使うのかの違いであって、やってることはあんまり変わらないと思っていました。
ところが、ヤフー知恵袋の占いカテゴリーを見ていると、タロット占いを希望する人が大多数ですし、易占いを希望する人は「白黒つけたい」とか「辛口でも構いません」といったことを言ってるんですね。
そういうことから、一般的にタロット占いは優しくて易占いはキツイという風潮が出来上がっているように思います。
タロットカードの占いが優しいと感じる理由
タロットカードの占いは西洋の心理学や「人間の心が成長していくプロセス」と深く結びついています。
易占いのような吉凶を一方的に突きつけるのではなく、「今のあなたの心はこんな状態ですよ」「無意識下ではこう感じていますね」と、相談者の内面やストーリーを丁寧に映し出すのが得意な占いだからです。
自分のぐちゃぐちゃした感情を理解してもらえた時、人は優しさや救われたこと感じます。
タロットの78枚のカードには、様々な人間模様や象徴(シンボル)が描かれています。
仮に一見恐ろしいカードが出たとしても、それは「完全な終わり」を意味するのではなく、「新しいスタートを切るための準備期間」や「自分の執着に気づくタイミング」といったように、未来を前向きに捉え直すためのメッセージとして解釈しやすいのです。
カードの絵柄という抽象的なクッションがあるおかげで、角を立てずにマイルドな表現に変換しやすいという特徴があります。
タロット占いの目的は、単に未来を予測することだけではありません。
「どうすれば心が楽になるか」「今どんな捉え方をすれば救われるか」というカウンセリング的な役割を強く持っています。
「今のあなたに必要なのはお休みですよ」「本当はこうしたいんじゃないですか?」といった、相談者の傷ついた心に寄り添い、承認してくれるスタイルこそが、「タロット=優しい」という風潮を生み出している最大の理由と言えます。
易占いがなぜキツイと感じるのか?
易占いとは、筮竹やサイコロ、コインなどを使って陰陽を出して、そこから得られた卦を出して吉凶や方針を決める占いです。
易占いの中でも一般的な易である周易、易でも吉凶が露骨に出る断易(五行易)、道具を使わないで立卦をする梅花心易があります。
現在、40歳以上の人は占いと言えば易占いを連想する人が多いのですが、これは、昔のドラマやアニメなどで路上にいる占い師は決まって易者ということから、占い=易占いというステレオタイプがありました。
しかし、今の若い人は占いと言えばタロット占いを連想する人が多いのではないでしょうか?
私は易占いを勉強して、勉強した当初も今でも易占いがキツイと思ったことはありません。
では、一般的に易占いがキツイというイメージが何かと言うと、人間の感情を一切、忖度してくれないからだと思います。
易の根底にあるのは、古代中国から伝わる「陰陽思想」や「自然の摂理(天道)」です。
太陽が昇れば沈み、冬が来れば草木が枯れるように、易が出すメッセージには人間都合の甘えや希望的観測が入り込む余地がありません。
相談者が「どうしても復縁したい」「この事業を成功させたい」と熱望していても、時節を得ていなければ平気で「今はダメ」「引け」「耐えろ」という卦が出ます。
自分の願望に対して、一切オブラートに包まず「ダメなものはダメ」と客観的な法則を突きつけてくるため、受ける側としては「冷たい」「キツい」と感じてしまうのです。
特に断易(五行易)が顕著ですが、易は吉凶や時期、相手の状況などが驚くほど露骨かつ構造的に出ます。
タロットのように「今の試練を乗り越えれば…」といった捉え直しの余地が少なく、「今は力を溜める時」「進めば難に遭う」といった明確な答えが出ます。
白黒をはっきりさせたい時にはこれ以上ない武器になりますが、「ただ慰めてほしい」「背中を押してほしいだけ」という状態の人にとってみれば、その明確さがかえって逃げ場のない「刃」のように刺さってしまうわけです。
昔のドラマやアニメに出てくる街頭の易者さんって、だいたい気難しそうな顔をして「あんた、このままだと大変なことになるよ」と説教してくるイメージがありませんか?
易経という学問自体が、昔から帝王学や処世術といった生き方の戦略として使われてきた歴史があります。
そのため、どうしてもアドバイスが「何のおもしろみもない超現実的な方針」になりやすいため、どうしても指導や説教のようなスタイルに映ってしまうのです。
この昭和の易者のイメージも、「易占い=説教される・キツいことを言われる」という風潮を後押ししていると感じます。
実は占い師の性別と性格で優しいかキツイか決まってる?
これまでタロット占いと易占いの特徴を挙げてきましたが、何となくタロット占いをする人が女性に多くて、易占いをするのが男性に多い傾向にあります。
そういうことから個人差はありますが、一般的に性別によって相談に対するアプローチの癖が出やすい傾向があります。
女性占い師に多い傾向が共感・受容型となります。
相談者の感情に寄り添い共感することと、相手の気持ちを軽やかにすることを第一優先にする人が多いです。
たとえ易を使っていたとしても、言葉選びをマイルドにしてソフトに伝える技術に長けています。
それに対して男性占い師に多い傾向は解決・構造型です。
感情のケアよりも問題の構造はどうなっていて、どう解決するか?
というロジックを重視する人が多いです。
事実をそのまま伝えるため、タロットを使っていても「カードの通り、今のやり方は無理ですね」とバッサリ結果を告げてしまい、「キツい」と思われることがあります。
つまり、「タロットだから優しい」のではなく、「タロット占いに多いタイプ(女性・共感型)の占い師が優しい言葉を使っている」という側面が大きいのです。
続いて、占い師の性格(感情優先 vs ロジック派)の違いが挙げられます。
占い師の使う占術や性別以上に大きいのが、占い師の性格や価値観となります。
世の中の占い師は、大きく分けて2つのタイプに分かれます。
- カウンセラー型の占い師(感情優先)
- コンサルタント・軍師型の占い師(ロジック派)
カウンセラー型の占い師は「相談者の傷ついた心を癒やすこと」を価値と考えます。
悪い結果が出ても「どう捉え直せば前向きになれるか」を一緒に探すため、全体的に優しい印象になります。
それに対して、コンサルタント型の占い師は現実の成果や、危険を回避するための戦略を提示することを価値と考えます。
道理や構造から論理的に回答を作るため、耳ざわりの良いポエムを極力排除して、事実をそのまま伝えます。
これが占いがキツいと感じられる原因です。
北海ひろしの占いスタイルは易占い、男性、ロジック派です
これまでタロット占いと易占いの違いと、男性占い師、女性占い師の違い、カウンセラー型、コンサルタント型の違いを語りました。
この分類から私の占いスタイルを鑑みると、易占い、男性、コンサルタント型となります。
私がどのように相談者の悩みを解決するかは、相談者様の今の位置を提示して今後の方針を提示するというスタイルとなります。
例えば、真冬に海水浴をしようとする人がいれば「今は真冬だから海に入ったらタダでは済まされないので、真夏まで待ってください」って言いますよ。
これを恋愛に置き換えれば、まだ相手と仲が深まっていないのに突撃しようとするならば、必死で止めて仲良くなる方針を教えます。
これがカウンセラー型の占い師の場合は「あなたの気持ちはよくわかりますよ」と共感されることで心が軽くなるかもしれませんが、占いが終わった後で「で、何をしたらいいの?」ということになりかねません。
占い師を選ぶ時は、「共感されて癒されたい」ならタロット占いを選ぶほうがいいですし、「今何をしたらいいの?」という時は易占いを選ぶと良いでしょう。


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